would の使い方を徹底解説!【丁寧、控えめ、曖昧】な用法に。

教育(英語)

助動詞は「動詞の前」に付け、

話し手の気持ち」を表現するために使います。

 

代表的な助動詞と大まかな意味を確認しながら確かめてみましょう!

 

  • can/could: V(動詞)する事が出来る、ありえる。
  • may/might: Vしても良い、かもしれない。
  • must: Vしなければならない、に違いない。
  • should: Vしたほうがよい、のはずだ。
  • will/would: Vするつもりだ、だろう。

 

文章にある動詞にこの助動詞を組み合わせると、

話し手の考えや気持ちを表すことができるようになります。

これが、助動詞の役割です。

 

中でも今回は使いこなせるようになったら、英語上級者に近づく

【would】を詳しく解説したいと思います。

中学生の為の英語ブログ第20回目startです。

 

Are you ready?

Let’s get started!

 

would の使い方を徹底解説!【丁寧、控えめ、曖昧】な用法に。

 

wouldwillの過去形ですね。

 

過去形として使う以外の特徴としては「助動詞の過去形全般」(could,might,would)

に言えることですが、

  • 丁寧な言い方になる。
  • 控えめな言い方になる。
  • 確信度が下がる

事が共通にあります。

 

will5つの性質である

  • 意思「~するつもりだ」
  • 予測「~だろう」
  • 依頼「~してくれますか」
  • 推量「~だろう」
  • 習慣「~するものだ」

 

wouldでは「どのようなニュアンスや使い方」になるのかを、

例文で確認していきましょう!

 

仮定法の would にも少しだけ触れていきますよ!

 

wouldの分法ルールを確認

先ずはgrammerから!

would助動詞です。ルールは以下

  • 主語 + would + 動詞の原形 の形をとる
  • 主語が代わってもwouldの形は変化しない
  • 発音は木のwoodと同じ
  • I’d/You’d/He’d/She’d/They’d/We’d/It’dと省略される
  • 疑問文はWould を前に出して、ex: Would you…?
  • 否定文は、wouldの後にnotを付けてwould not/wouldn’t

 

will の過去形としての would

I thought she would pass the exam.

彼女は試験に合格すると思っていました。

過去のある時点では”I think she will pass the exam.“でした。

この様に過去のある時点では未来だったことが、

現在、過去になった時この様に使います。

 

例題をもう1問。

ex: I‘m sure he will like this present.

(彼はこのプレゼント気に入ってくれるはず)

時間が経って過去になったら、

I was sure he would like this present.

彼がこのプレゼントを気に入ってくれるって確信していたよ。

のように過去形に応じてwillwouldと過去形に変わります。

 

間接話法で時制の一致、未来の事もwould

He said he would come.

彼は来るって言ってたよ。

この様に、他の人の発言を間接的に伝えるときは、

時制を一致させるというルールがあります。

 

He said “I’ll come.”

彼が「来るよ」って言ってたよ

のように発言をそのまま引用する直接話法の場合はこのように表現します。

 

間接話法でもう1問例題を見て行きましょう!

It will rain tomorrow.

明日は雨になるでしょう。

 

My mother told me it would rain tomorrow.

お母さんが僕に明日は雨になるって言ってたよ。

この様に明日の事でも、お母さんが話した時点の間接話法なので、

willwouldに変えて伝えます。

 

 

直接話法、間接話法の詳しい記事はこちら↓

伝言の方法をマスターしよう!【直接話法から間接話法への書き換え】

 

 

丁寧な【依頼 】Would you…?

Will you…?Would you…?にする事で丁寧な依頼になります。

目上の人にはWould you…?を積極的に使って下さい。

 

Would you close the door?

ドアを閉めて頂けますか?

 

Would you teach me English?

英語を教えて頂けますか?

 

Would you mind..ing?

Would you mind ..ing? でより丁寧な依頼になります。

相手を気遣う優しい言い方です。

 

Would you mind closing the door?

ドアを閉めて頂けないでしょうか?

Would you mind..ing?の詳しい使い方↓

【Would you mind ~?】の使い方を解説します!

 

would / wouldn’t 【意志】

will と同様にwouldは「意志を表現する時」に使います。

would, wouldn’tの使い方を確認していきましょう!

 

I would

I would控えめに自分の意志を伝える事が出来ます。

 

I‘d say his opinion was to the point.

彼の意見は的を得ていたかな。

I would say:「~だと思う」「~かな」

意見を求められて控えめに発言しているニュアンスです。

 

I would have to say this one is better than that one.

あっちよりこっちの方がいいかもね。

意見を言わないといけない時にこの様な言い方をします。

「自分の意見を言わないといけないなら、こうかな?」のようなニュアンスです。

I think よりも控えめな意見になります。

 

I would like / Would you like..?

I would like..は、

I want よりも丁寧な言い方です。

 

I would like a 名詞 / I would like to doの形で~したいという

丁寧な願望です。

 

名詞
名詞

I’d like a new bike.

新しい自転車が欲しいです。

 

to 動詞
to 動詞

I’d like to try this on.

これを試着したいのですが。

try on:試着する

 

疑問文にするとWould you like..?となり、~はいかがですか?

丁寧に相手の意思(願望)を確認できます。

 

Would you like some tea?

お茶はいかがですか?

 

Would you like to eat some cookies?

クッキーはいかがですか?

 

Yes, please. Thank you.

丁寧な言い方はいいですね。

 

I would (love to) but

I would like to..で「~したいです」

I would love to..で「是非~したいです」を表現します。

I would love to but+言い訳で「是非~したいのですが、~で」

と言い訳を言う「お決まりのフレーズ」です。

 

Would you like to come to the party tonight?

今夜パーティーに来ませんか?

 

I would love to, but I’m going to my grandmother’s house.

是非行きたいんだけど、おばあちゃんの家に行く予定なんだ。

I would, but I need to go to juku.

是非行きたいんだけど、塾に行かないといけないんだよね。

“I would “だけで、love toを省略する事が多いですよ。

 

I wouldn’t(否定文)

I wouldn’t. Would you try?

僕ならしないかな。君なら挑戦する?

この様に私なら~しないかなという控えめな意思を伝える事が出来ます。

 

I wouldn’t do that.

僕ならそうしないかな。

 

I wouldn’t try it.

僕なら挑戦しないかな。

 

これは、仮定法で「もし私があなたなら」を省略しています。

”If I were you, I wouldn’t do that.”

”If I were you, ”を省略しています。

 

自分の意見を控えめに相手にアドバイスする時に便利な言い方です。

 

I wouldn’t go out on such a rainy day.

こんな雨の日に、私なら外出しないよ。

 

someone (it) wouldn’t【意思・拒否】

will not (won’t)もう~しませんという強い意志です。

 

wouldn’tも同様に過去の強い拒絶

どうしても~しようとしなかったを意味します。

 

He wouldn’t listen to me.

彼はどうしても言うことを聞きませんでした。

 

The car broke down and wouldn’t start.

車が故障して、どうしても動かなかったの。

この様に人だけでなく物にも使えます。

 

もう1例

My friend was angry, he wouldn’t speak to me.

友達が怒っていて、彼は口きいてくれなかったんだよ。

would 意志の使い方でした。

 

~でしょう。【推量】would

willも未来を予想して「~でしょう」と表現しますが、

would の場合「確信度」がwillよりも低くなります

 

He will come.

彼はくるでしょう。

確信度が高い時にwillを使います。

 

He would come.

彼はくるでしょう。

willよりも可能性が少し下がります。

他の助動詞の過去形も推量で使うと可能性を下げます。

 

順番は以下の通りです。参考にしてみて下さい。

could<might<may<can<would<will

 

助動詞・英語【総まとめ】中学生を対象に解説!高校生は使いこなそう!

 

 

過去の習慣 would

過去の習慣にwouldを使って昔はよく~したものだ」を表現します。

would +動詞の原型の形を取ります。

 

My mother and I would often play at the sandbox when I was a child.

僕が子どもの時、お母さんと僕は昔よく砂場で遊んだものだなぁ。

 

We would build sand castles.

よく砂のお城を作ったんだよね。

この様にむかしを懐かしく回想する時にwouldを使います。

 

will習慣習性を表すことが出来、would習慣を話す時に使われます。

 

wouldの後に状態を表す動詞(be動詞,know,remember,live,like, etc..)は使用できません。

進行形に出来ない動詞(状態動詞)とは?種類に分けて説明します。

 

 

詳しくはused toとの違いを書いたこの記事を参照してくださいね。

【used to ~】を使って昔の習慣を話そう!wouldとの比較も解説。

 

wouldの意味と使い方【まとめ】

wouldの意味と使い方」をまとめてみました。

 

wouldwillの習性を

寧にやわらかく、すこし曖昧にする」役割を持っていましたね。

 

沢山の使い方があってカテゴリーにまとめるのが難しいので

理解することも大変な助動詞です。

 

でも使えるようになると、

英語のレベルがグッと上がること間違いないです。

繰り返し学んでみてくださいね。

 

※もう少し深入りした仮定法のwouldはこちら↓

仮定法のwouldとは?想像してみよう!「~なら~なのにな」を。

それではまた。

See you.

 

 

 

 

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