takeとbringの違いと使い方。超シンプルな考え方を解説!

takeとringの違いと使い方 教育(英語)

人が「物や人を移動させる時」に使う

“take” と “bring

どっちを使えばいいの?と

迷ったことはないですか?

 

takeは「ある人」が「今いる場所」から「別の場所」に「」を移動させる時に使います。

 

今いる場所から離れて移動させるとき:takeを使用

I’ll take you to the station.

駅まで送るよ。

  • 今いる場所(基準点)→you離れるので:take
  • この文章では「私が動かす」物はyou

 

一方bringは「ある人」が「人や物を伴って

一緒に目的地に移動するときに使います。

「人と対象物一緒に特定の場所目的地」に近づくとき:bringを使用

 

学校で

It’s starting to rain.

雨降ってきちゃった。

家で

Should I bring her an umbrella?

彼女に傘を持って行くべきかしら?

  • 学校にいる女の子(基準点)←I と傘(移動させる対象物)
  • Iと傘が女の子に近づくのでbring

 

 

takeなのかbrringなのかは、「どこにあなたが基準点を置いているのか」です。

(基準点=話題の中心

 

「基準点から遠ざかる」ならば、take

「基準点に近づく」ならば、bringと先ずは認識してみてください。

 

中学生の為の英語ブログ第34回目

takeとbringの違い」でstartです。

Let’s get started!

 

takeとbringの違いと使い方。超シンプルな考え方を解説!

take bring 違いと使い方

 

先生、傘を持って行くは

takeを使うんじゃないの?

いつも見る英語のセンテンスではいつもtakeが使われているよ。

 

そうそう、

I’ll take an umbrella.

だよ!

 

そうだよね。

ひとまず説明させてね。

 

take

  • 持って行く、連れていく
  • 主語が「人や物」を動かす
  • 今いる場所(基準点)から離れて別の場所へ移動する動き
  • 人が対象物を携帯する時はwith 人をつける。

 

bring

  • 持ってくる、連れてくる、連れていく(相手の視点にたっている)
  • 人が対象物を伴って一緒に移動する
  • 特定の場所(移動する目的がある場所)へ近づく移動

 

雨が降って困っているだろう話題の中心地」に傘が近づくから

bringが使われているよ。

 

お母さんの目的は女の子で、

雨で困っているだろう女の子の視点を考えているよ。

女の子に傘を近づけたかったから、

 

Should I bring her an umbrella?

彼女に傘を持って行くべきかしら?

 

のように、bringを使っているよ。

通常、

傘を持って行くとき、「目的地」というよりは、

「漠然とした外」だよね。

目的地に近づくという概念はなくなるから、

takeを使うよね。

(家から傘を持って離れていく)

 

I’ll take an umbrella with me.

傘を持って行くつもりです。

になるね。

 

傘は携帯するから、with meが必要なんだね。

 

おっ!凄い!

bringは「対象物を伴って移動」

takeは「手にとって離れた場所に移動する」というイメージ

傘は携帯して一緒に移動」するから

with someoneが必要なんだ。

 

 

I’ll take you to the station.

駅まで送るよ。

 

お母さんが僕を駅まで送るのは、

単純に主語対象物基準点から、

遠くに移動させるという意味のtake

が使われているんだね。

 

何となく違いが分かって来たよ。

OK.

それぞれを例文で確認していきましょう!

 

takeの使い方、例文

Take this letter to your parents.

ご両親にこの手紙を持って行ってくださいね。

今いる場所(基準点) 手紙

※toの先に移動

 

Could you take this report to Mike?

マイクにこの報告書を持って行ってもらえますか?

今いる場所(基準点) 報告書

 

 

Could you take him to his kindergarten?

彼を幼稚園に連れて行ってもらえる?

今いる場所(基準点)him(彼)

 

Take me to my kindergarten.

幼稚園に連れて行ってね。

 今いる場所(基準点) me(僕)

 

I’m taking my cousin to his kindergarten.

いとこを幼稚園に連れていきます。

今いる場所(基準点)→ いとこ

 

 

Could you take the dog for a walk?

犬を散歩に連れて行ってくれない?

今いる場所(基準点)

 

OK.

I’ll take him.

了解、連れていくよ。

今いる場所(基準点) him(犬)

 

 

bringの使い方、例文

Could you bring me a menu?

メニューを持って来てくれませんか?

私(基準点) youとメニュー

 

例1
例1

Could you bring me a glass of water?

お水を持って来て頂けますか?

私(基準点) youとお水

 

例2
例2

Could you bring a glass of water to me?

僕にお水を持って来て頂けますか?

※例1は「お水」を持って来て欲しい、例2は「僕に」と僕を強調

 

 

It’s cold here.

I’ll bring a cardigan next time.

ここは寒いです。

次はカーディガンを持ってこよう。

ここ(基準点) 私とカーディガン

 

I brought my jacket here in case it was cold.

You can wear mine.

寒いといけないから、僕はここにジャケットを持って来たよ。

僕のを着てもいいよ。

 ここ(基準点) 僕に伴ったジャケット

 

 

Bring your younger sister to the party.

妹もパーティーに連れて来てよ。

パーティー(基準点) you と妹

 

Sarah is bringing some snacks.

サラがお菓子を持って来るよ。

パーティー(基準点)Sarahとお菓子

 

相手のいる場所を基準点にしているときの会話

相手の視点に立った場合会話はこの様になります。

 

OK.

I’ll bring my sister.

了解、妹も連れていくよ。

パーティー(基準点) 私と妹

 ※相手の視点に立つと近づいて来るので、bringを使います。

 

学校で

Let’s meet up at the park.

I’ll bring my soccer ball.

公園で会おうよ。

サッカーボール持っていくね。

公園(基準点)← 私とサッカーボール

 

OK.

I’ll bring Takeru.

了解。

僕は健を連れてくるよ。

公園(基準点) 僕と健

※公園が待ち合わせ場所なので、目的地(話題の中心地)は公園

 

学校などでの会話だと、このように

bringを使うことになります!

 

自分のいる場所を基準点にしているときの会話

同じ会話でも基準点が違うとこうなります。

 

OK.

I’ll take my younger sister with me.

了解、妹も連れていくね。

自分の家(基準点) with meがあるので一緒に参加の意味)

 

家で

Let’s meet up at the park.

I’ll take my soccer ball with me.

公園で会おうよ。

サッカーボール持っていくね。

私の家(基準点)サッカーボール

 

OK.

I’ll take Takeru to the park.

了解。

僕は健を連れて行くよ。

僕と健がいる場所(基準点)→

※with meは状況で判断出来る時は省略する事が多い。

 

家にいて、電話でのこのような会話はtakeを使うでしょう。

 

この様に、話し手の「基準点」が違うと「take,bringの使い分け」が変わります。

 

会話では、基準点を相手にする方が丁寧な響きになるんだって。

 

Let’s meet up at the park.

I’ll bring my soccer ball.

公園で会おうよ。

サッカーボール持っていくね。

 

こっちを使うと相手を尊重した響きになるよ。

 

takeとbringの違いと使い方【まとめ】

「takeとbringの使い分け」が難しく感じるのは、

ときに、「話し手によって基準点が異なる」からです。

 

あれ?

「takeは持って行く」

「bringは持って来る」って習ったのに

「この文章は反対だ」どして?

そんな疑問があったかもしれません。

これで、解決ですね!

ではまとめていきます。

 

  • 今いる場所から「人や物を離れたところに連れていく/持っていく」なら”take”
  • 「人や物を伴って目的地(話題の中心)に近づく」なら”bring”
  • 話し手の「基準点がどこにあるのか」で“take”にもなるし“bring”にもなる
  • 相手のいる会話では、相手の立場を尊重するなら“bring”を使う(丁寧な響き)

 

Take me to my kindergarten.

幼稚園に連れて行ってね。

 今いる場所(基準点) me(僕)

 

Could you bring me a menu?

メニューを持って来てくれませんか?

私(基準点) youとメニュー

 

学校で話題の中心は公園

Let’s meet up at the park.

I’ll bring my soccer ball.

公園で会おうよ。

サッカーボール持っていくね。

公園(基準点)← 私とサッカーボール

 

家で

Let’s meet up at the park.

I’ll take my soccer ball with me.

公園で会おうよ。

サッカーボール持っていくね。

私の家(基準点)サッカーボール

 

 

今回はここまでです。

学校でたくさん話て下さいね。

 

それではまた。

See you.

 

 

 

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