mayとmightの違いを知って「~かもしれない」ことを話そう!

may mightの違い 教育(英語)

maymightは助動詞です。

助動詞は、動詞の前に付けて話し手の気持ち」を表現します。

 

助動詞mayには~してもよいという【許可】の意味と、

~するかもしれないという【推量・可能性】を表す意味があります。

 

mightmayの過去形としての意味に加え、

mayよりも可能性をさげる、控えめな表現として使われます。

 

今回はmaymightの可能性の違いを知って、

沢山話してみましょう!

中学生の為の英語ブログ第22回目startです!

Let′s start!

mayとmightの違いを知って「~かもしれない」ことを話そう!

 

助動詞は【可能性や推量】を表すという特徴がありますね。

could/would/mightは過去形の形をしていますが、以下の意味も持っています。

 

  • could:「~はあり得る」
  • would:「~だろう」
  • might:「~かもしれない」

※can/will/mayよりも可能性が下がります。

 

may/might

  • ~してもよい」という許可
  • ~するかもしれない」という可能性・推量

の意味を持っています。

 

先ずは文法から確認していきましょう!

 

mayとmightの文法ルールを確認

文法のルールを確認しましょう。

  • 主語+may / might+動詞の原形
  • 主語が代わってもmay/mightの形は変化しない
  • 疑問文はmay / mightを前に出してex:May I~?/Might I~?
  • 否定文はnotを後につけて、may not / might not [mightn’t]
  • may /might +have +done「助動詞+完了形」で「(過去に)~したかもしれない」

使い方を確認しましょう。

 

過去形としてのmightの使い方

might には may過去形としての意味があります。

 

時制の一致

I thought he might be a doctor.

彼は医者かなと思いました。

この mightmay の過去形で、過去のある時点では以下のように思っていました。

 

I think he may be a doctor.

彼は医者かなと思うよ。

主節の動詞(ここではthink) が現在形から過去形 (thought) になると、

従節の動詞(ここではmay) も過去形 (might) に変化します。

これを時制の一致と言います。

 

間接話法

It may rain.

雨が降るかもしれないよ。

 

My mother said It might rain.

お母さんが「雨がふるかもしれない」と言っていました

この様に過去のある時点でお母さんが言った事を間接的に誰かに伝えるときは、

お母さんが話した事が過去なので、従節の動詞も過去形にします。

これが間接話法です。

 

※直接話法では以下の通りです。

My mother said “It may rain”

「雨が降るかもしれない」ってお母さんが言ってたよ。

お母さんの言った事をそのまま伝えるので、

時制は発話した時のまま(may)です。

 

mayとmightの可能性の度合い

推量可能性としてmaymaightを使います。

~だろう」や「~するかもしれないという意味です。

 

maymightにはどの位の可能性があるの?

そうだね。

一般的にmay50%位、

might30%位と言われているかな。

 

It may rain.(50%)

It might rain(30%)

雨がふるかもしれないよ。(50%)

(もしかしたら)雨がふるかもしれないよ。(30%)

こんな感じです。

 

native
native

でも実際あんまり意識して使ってないんだよね。

native
native

僕は日常会話で「~かもしれない」という時は

ほとんどmightmayは使わないかな。

※実際、ネイティブスピーカーはよりmightを使っています。

 

とはいえ、実際に、ニュアンスをしっかりと伝えたい場合、

このくらいの可能性だということを認識して使ってみましょう!

 

mayとmightの意味【可能性・推量】

では実際に例題を見て練習してみましょう!

しらちゃんが最初に言った事を

「~かもしれない」という文にして下さいね。

どんどん話していきますよ!

Let’s talk!

 

現在/未来

可能性100%
可能性100%

I can help you.

手伝うことが出来ます。

 

可能性50%
可能性50%

I may be able to help you.

手伝えるかもしれません。

may canと法助動詞を並べて使うことはできません。

canbe able toにします。

 

可能性100%
可能性100%

I’m late.

遅れます。

 

可能性30%
可能性30%

I might be late.

(もしかしたら)遅れるかもしれません。

 

100%<br>忙しい
100%
忙しい

She is busy now.

彼女は今忙しいです。

 

忙しい可能性30%
忙しい可能性30%

She might be busy now.

(もしかしたら)彼女は今忙しいのかもしれません。

 

既に決まっている予定<br>可能性95%
既に決まっている予定
可能性95%

I’m going to move to Tokyo.

東京に引っ越す予定です。

 

可能性50%
可能性50%

I may be moving to Tokyo.

東京に引っ越すかもしれません。

 

 

過去

~かもしれない」を、過去の「~したかもしれないにするときは、

  • may/might + have + done(過去分詞)
  • may’ve / might’ve と省略される

 

~しなかったかもしれない」過去の否定

  • may/might +not +have + done

 

例題を見て行きましょう!

過去の事実
過去の事実

She was tired.

彼女は疲れていました。

 

過去の出来事への推測<br>可能性50%
過去の出来事への推測
可能性50%

She may have been tired.

彼女は疲れていたかもしれません。

 

過去の事実
過去の事実

They missed the bus.

彼らはそのバスに乗れなかった。

 

過去の出来事への推測<br>可能性30%
過去の出来事への推測
可能性30%

They might have missed the bus.

彼らは (もしかしたら)そのバスに乗り損ねたかもしれません。

 

過去の事実
過去の事実

He didn’t study hard.

彼は一生懸命に勉強しなかった。

過去の出来事への推測<br>可能性30%
過去の出来事への推測
可能性30%

He might not have studied hard.

(もしかしたら)彼は一生懸命勉強しなかったのかもしれません。

 

※might not have done~しなかったかもしれない

ここまでmayとmightの【可能性・推量】の使い方でした。

次は【許可】の使い方です!

Keep on going!

 

may【許可】

  • 肯定文では「~してもよい」という許可
  • 否定文では「~してはいけない」という不許可
  • 疑問文では「~しても宜しいでしょうか?」と相手に許可を得る

 

may丁寧でフォーマルな表現なので、

目上の方からの許可」や「目上の方に許可を求める時に使います。

例題を見て行きましょう!

 

肯定文・許可
肯定文・許可

You may come in.

中に入っていいですよ。

 

否定文・<br>不許可
否定文・
不許可

You may not come in.

中に入ってはいけない。

 

疑問文<br>許可を求める
疑問文
許可を求める

May I come in?

中に入っていいでしょうか?

 

肯定文・許可
肯定文・許可

Yes, you may.

どうぞ、お入りください。

 

否定文・<br>不許可
否定文・
不許可

No, you may not.

いいえ、入ってはいけません。

 

may not 否定

禁止
禁止

You may not come in.

入ってはいけません。

may not【禁止】というニュアンスがあります。

 

I’m sorry you can’t.

I’m afraid not.

いいえ、だめです。

の方が優しい答え方になります。

 

※May I go to the bathroom?「トイレに行ってもいいですか?」

※May I borrow your ~?「~をお借りしても宜しいでしょうか?」

定番フレーズも覚えてみてくださいね。

 

may【願い事】

願い事を言うときに、mayを使います。

May+主語+動詞の形で表現します。

 

願い
願い

May you be happy.

あなたが幸せでありますように。

 

願い
願い

May you have a good day.

あなたの1日が良い日でありますように。

※May you have a Merry Christmas.

クリスマスカードに書かれていたりしますね。

 

couldとmay/mightの違い

couldとmay/might【可能性・推量】はとても似ています。

 

could
could

The strange story could be true.

その変な話は本当かもね。(あり得るね)

 

might
might

The strange story might be true.

その変な話は本当かもね。

のように。

ただし、否定文では意味が違ってきます。

 

The strange story couldn’t be true.

その変な話は本当のはずがない。

※could not:「~のはずがない」

 

The strange story mightn’t be true.

その変な話は本当ではないかもしれない。

※might not:「~ではないかもしれない」

 

推量の助動詞の確信度

推量の助動詞の確信度(下にいくほど可能性は大きくなります。)

  1. It isn’t true.「それは本当ではない」(本当の可能性0%)
  2. It’s can not be true.「それは本当のはずがない」
  3. It’s couldn’t be true.「それは本当のはずがない」
  4. It’s could be true.「それは本当かもしれない」
  5. It’s might be true.「それは本当かもしれない」
  6. It’s may be true.「それは本当かもしれない」
  7. It’s should be true.「それは本当のはずだ」
  8. It’s would be true.「それは本当だろう」
  9. It’s will be true.「それは本当だろう」
  10. It’s must be true.「それは本当に違いない」
  11. It is true.「それは本当だ」(本当の可能性100%)

※ネイティブスピーカーはあまり細かく気にしていないですが、この様な確信度の違いがあります。

 

助動詞・英語【総まとめ】中学生を対象に解説!高校生は使いこなそう!

 

 

may might の違い【まとめ】

最後にmay/mightを使って話してみましょう!

可能性50%
可能性50%

It may rain.

雨が降るかもしれないよ。

 

可能性30%
可能性30%

I might be late.

(もしかしたら)遅れるかもしれません。

 

可能性50%
可能性50%

I may be moving to Tokyo.

東京に引っ越すかもしれません

 

<span class="bold">過去</span>の出来事への推測<br>可能性50%
過去の出来事への推測
可能性50%

She may have been tired.

彼女は疲れていたかもしれません。

 

<span class="bold">過去</span>の出来事への推測<br>可能性30%
過去の出来事への推測
可能性30%

He might not have studied hard.

(もしかしたら)彼は一生懸命勉強しなかったのかもしれません。

 

許可を求める
許可を求める

May I come in?

中に入っていいでしょうか?

 

許可する
許可する

Yes, you may.

どうぞ、お入りください。

 

願い
願い

May you have a good day.

あなたの1日が良い日でありますように。

 

may/mightの意味と使い方を学んでみました。

「~かもしれないこと」「~してもいいか」尋ねることって沢山ありますよね。

自分のことに当てはめて言ってみてくださいね。

couldの使い方はこちら。

 

過去形だけではない!could の意味と 5つの使い方を解説!

それではまた。

See you.

 

 

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