皆さんはおしゃべりが上手なセキセイインコのオスを飼って、沢山言葉を覚えさせようと思ったのに、どうやらメスらしい….
メスは話さないんでしょ?
と少し残念に感じていたりしませんか?
大丈夫です! メスでも可愛くお話してくれますよ。
ただし、とても根気がいりました。
この記事では、飼い主の私がどの位諦めが悪かったかがわかりますので、インコのメスに言葉を教えるのを諦めそうになった方は是非最後まで読んでみて下さいね。
メスのおしゃべりインコ養成講座スタートです。
セキセイインコのメスもおしゃべりするよ!おしゃべりさせるコツ4選
春のある日ペットショップから、オスの太鼓判をおされたセキセイインコを我が家に迎えました。
(真っ白なセキセイインコです。)
が、しかし、成長に応じて変化するインコのろうまくの色が綺麗な淡いピンクベージュで女の子と判明しました。(雄の雛は、紫がかったピンク色のろうまくです)
おしゃべりを教えるのを楽しみにしていたので、少しがっかりしたのですがメスでも短い言葉は覚えるらしいと知り、3ヶ月たったある日からおしゃべり訓練を開始したのでした。
覚えさせたい言葉を1つに絞って根気よく繰り返す。
雛から飼っていると、飼い主にもすっかり慣れて肩や手にちょこんと乗ってきますよね。
セキセイインコのメスは一人遊びが上手で、お気に入りのおもちゃとずっと遊んでいたりしますが、
飼い主の側に来た時がチャンスです。
飼い主とコミュニケーションを取りたくて側に来ているからです。
比較的午後の方がインコはリラックスしていることが多いので午後の放鳥時がねらい目です。
インコの耳は、横にありますので耳元に顔を寄せて覚えさせたい言葉を繰り返しましょう。
「愛に生きる」 鈴木 慎一著で 鈴木先生は、才能は生まれつきではなく環境が育てるものとしており、著書の中で飼っているインコにピーコという名前を付けて1日50回くらい教えたところ、3000回でピーコと言えるようになった。と記していました。
この著書が励みになり、よし、1日50回を目標に言葉を覚えさせようと思った訳です。
根気よく、来る日も来る日も言葉を繰り返しました。
すると、「飼い主さん、いつも同じ知ってる言葉繰り返すけど何なの?」
と言わんばかりに顔をジーっと見つめてきたり、首をかしげて、耳を傾けてきたり何となく興味を持つしぐさが見られるようになりました。
1ヶ月ほどすると、1人で遊んでいる時「ごにょごにょ」言い出したんです。
◎△@✖%#&*⁂〇%#&
まだ言葉には程遠く、赤ちゃんが言葉を覚える前の喃語のようでした。
いよいよか、と思って力も入りましたがその後も言葉にならない喃語のままで、
諦めそうにもなりました。
感覚としては8000回くらいで、やっと、繰り返していた言葉を発してくれました。
訓練を始めて3ヶ月が経っていました。
1つの言葉に3ヶ月?
付き合いきれないですよね。
でも、がっかりしないでください。
そこからは1つの言葉を覚えて発するまでどんどん早くなりました。
インコの脳に人の言葉を話す回路が出来たのでしょう。
その後は、飼い主がよく声掛けしていた「大好き」「しらちゃん」「可愛い」「Hello」
「バイバイ」「なにしてたの?」などの日常会話を数百回程度で覚えてくれるようになりました。
インコと仲良しであるが大切
インコは自然界では群れで生きています。
インコ同士、コミュニケーションを取って暮らしています。
インコがおしゃべりするのは、大好きな飼い主さんとコミュニケーションを取りたいからなんですよ。
可愛いですよね。
飼い主に寄って来たら沢山話しかけてあげて下さい。
そして、遊んであげてください。
そうすることで、よりコミュニケーションを取りたいので言葉を覚えてくれますよ。
インコのオスがおしゃべり上手なのは大好きな飼い主さんの気を引きたいからのようですが、
インコのメスも同じです。
人のことを自分の仲間だと思っていますので、言葉を真似しているつもりではなく、会話をしているつもりなんです。
1羽飼いにすべき?
我が家では昔オスとメスのインコを1羽ずつ飼っていました。
インコのオスはおしゃべりが上手と言いますが、言葉を教えても話すことはありませんでした。
2羽を同時に迎えたので、お互いのコミュニケーションで十分だったようです。
2羽でチュピチュピ会話する様子はそれでも十分人を癒してくれましたが、
人の言葉を話すインコにしたい場合は1羽飼いが良いのかもしれません。
ただし、家にすでにおしゃべりインコがいる場合は、新しく迎えたインコも真似をして話すようなので1羽飼いのインコは可哀想と思う方は、ある程度おしゃべりを覚えてから2羽目を迎えてもよいかもしれませんね。
オスでも話さないインコもいる
インコは鳴管(めいかん)という人間の声帯のような部分を持っていて、その部分の形を変えて空気を出すときに声を出すそうです。
くちばしを閉じたまま、ほほを膨らませて震わせながら音を出していて、不思議な感じもします。
この鳴管の筋肉が発達していて巧みに動かせる鳥がおしゃべり上手になるようです。
子供の英語早期教育のメリットにも似ています。
子供のあごが柔らかく舌の動きが巧みであるうちに英語を話す訓練をすることで、ネイティブと同じ発音で言葉を発することができるのです。
インコもインコとのコミュニケーションでは必要のない筋肉を発達させるのかもしれないですね。
インコのおしゃべりも早期教育が良い?
我が家のインコはいま4歳半となりました。
もう若鳥とは言えない年齢です。
言葉を覚えてくれたのは1年間くらいで、その後教えても覚えなくなりました。
飼い主が言葉を教えるのに飽きた事も大いなる原因かとも思っていました。
が、色々調べていくと、やはりインコも人と同じく幼鳥から、若鳥期間の方が言葉を覚えることがわかりました。
セキセイインコを迎えて1年が勝負ですよ。
加えてインコの言語の周波数は高いそうなので女性の方が伝わりやすく覚えやすいそうです。
おまけ インコの鳴き声
チュピチュピ:リラックスしている時
ピッ ピッ :威嚇 警戒 アピール
ジジジジジ:怒っている
ピー ピー:飼い主を呼ぶ呼び泣き
ジョリ ジョリ:眠い時(くちばしをこすり合わせる音)
声だけでなくセキセイインコのは身体全体を使って喜怒哀楽をしてくれますので、
とっても気分が分かりやすく可愛いですよね。
最後に【セキセイインコのメスしらちゃんのおしゃべり音声】
セキセイインコのメスでも、普段から沢山遊んであげてコミュニケーションを取りつつ、
根気よく教えることでおしゃべりなインコに育てることができますので、諦めずに頑張ってみてくださいね。
インコと暮らしていると仲間と思われていることが伝わってきます。
飼い主がご飯をたべると、一緒にご飯を食べ始めます。
飼い主がお昼寝をしたりすると、首を外に向けて丸まって一緒に寝ていたりします。
ヨガをしていると、同じポーズをとったりします。
本当?って思いますよね。(笑)
皆さんも愛するセキセイインコとの暮らしを楽しんでくださいね。
最後に
セキセイインコのメス「しらちゃん」のおしゃべり音声をどうぞ。
ではまた。 See you.
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