「時」を表す “when“ 「条件」を表す “ if “ に続く副詞節は「未来の事でも現在形」になる。
私たちが when と if(接続詞)を学ぶときに、
必ず目にする説明書きです。
接続詞のwhen は「~する時に」という副詞節を導きます。
接続詞の if は「もし~ならば」という副詞節を導きます。
今回は“when や if” を「~する時に」「もし~ならば」という、
副詞の意味で使う時、「未来の事柄でも現在形で話す」ということに
慣れていきましょう!
副詞節?
例文を見て確認するから大丈夫だよ!
(※最後に高校で習う when, if +名詞節の説明をします)
中学生の為の英語ブログ第27回目
whenと if に続く副詞節は「未来の事でも現在形!」でstartです。
Lessonが終了する時には、納得して使えるようになりますよ!
それでは、
Let’s get started!
時を表すwhenや条件を表す if に続く文では【未来のことも現在形】
時を表すwhen「~のとき、~するとき」
条件を表す if 「もし~ならば」
と訳す時は、未来のことでも動詞は現在形になります。
ex:「私が明日、家に帰るとき」
When I come home tomorrow,
ex:「もし明日雨ならば」
If it rains tomorrow,
のように未来の出来事でも動詞は現在形です。
「時」を表す when の「~のとき、~するとき」は、確実な未来
条件を表す if の「もし~ならば」は不確定な未来の出来事という違いがあります。
明日家に帰る事は「確実な未来」よってwhen
雨が降るかどうかは分からない「不確定な未来」、その為 if となります。
この点もしっかりとおさえてください。
先ずはwhenと if の文法から確認していきましょう!
when, if は接続詞
whenと if は接続詞です。
- 接続詞とは分と分をつなぐ役割
- 1つの文章に主語+動詞が2つずつある文章になる
- ※ S(主語)+ V(動詞)+接続詞 + S+V
- When If から始まる文章の終わりにコンマ(,)
- 後半の文章の頭に when / if を付けて始めることも出来る
詳細は例題で確認していきましょう!
when「~するとき」if「もし~ならば」を使った未来の話【未来のことも現在形】
whenと If を使って未来の出来事を話してみよう!
when「~のとき」if「もし~ならば」
の後に続く動詞は現在形だよ!
※時と条件を表す副詞節は未来のことでも現在形と教科書には書かれています。
when「~するとき」【未来の話】
whenから確認していきましょう!
家に着いたら電話するよ。
I will call you when I get home.
※When I get home, I will call you. (Whenが前に出るときは、前半の文の後に,)
朝食を食べる時、珈琲を入れるつもりです。
I will make some coffee when I eat breakfast.
make coffee:珈琲を入れる。
※When I eat breakfast, I will make some coffee.
学校に行く時知らせてね。
Please let me know when you go to school.
※When you go to school, please let me know.
if 「もし~ならば」【未来の出来事】
次は if の使い方です。
もし明日晴れならば、私達はピクニックに行きます。
If it is sunny tomorrow, we’ll go on a picnic.
※We’ll go on a picnic if it is sunny tomorrow.
もしディズニーランドに行くなら、スペースマウンテンに乗るべきだよ。
If you go to Disneyland, you should ride on the Space Mountain ride.
※You should ride on the Space Mountain ride if you go to Disneyland.
もし時間があったら、私達に会いに来てください。
If you have time, please come and see us.
※Please come and see us if you have time.
whenと if の比較
whenと if の比較をしてみましょう!
She said she would come and see us when she has time.
彼女は時間がある時に私達に会いに来ると言いました。
※会いに来ることが前提です。【確実な未来】
She said she would come and see us if she has time.
彼女はもし時間があれば私達に会いに来ると言いました。
※会いに来るかどうかは分からない。【不確実な未来】
この様に when と if で「確実な未来」か、「不確実な未来」かに分かれます。
「不確実な時」に間違って when を使うと期待を裏切ることになってしまうので、
要注意です!
同様に使う「時を表す接続詞」
when と if 以外にも「時と条件」を表す接続詞があります。
同じ様に、導かれた副詞節は「未来のことでも現在形」を使います。
ついでに例題を確認しておきましょう。
after 「~した後に」【未来の出来事】
その本を読み終わったら貸してもらえますか?
Will you lend me the book after you finish reading it?
finishは動名詞を取る動詞:finish ~ing
動名詞を取る動詞が気になる方はこちら↓
https://toourlife.com/gerund-memory/
before 「~する前に」【未来の出来事】
来る前にメールしてもらえますか?
Could you text me before you come?
text:メールを書いて送る(テキスト)
while 「~している間に」【未来の出来事】
あなたがいない間、自分の部屋を掃除するつもりです。
I’ll clean up my room while you are away.
as soon as 「~するとすぐに」【未来の出来事】
そこに着いたら直ぐに電話します。
I’ll call you as soon as I get there.
until/till 「~するまで」【未来の出来事】
あなたは宿題が終わるまで出かけることはできません。
You can’t go out until you finish your homework.
※when /after /until /as soon asの後は現在完了形を取ることも出来ます。(現在完了形の時制は現在のため)
ex:
家に着いたら電話するよ。
I will call you when I get home.
家に着いたら電話するよ。
I will call you when I have gotten home.
get-got-got/get got-gotten
※when if の後に続く未来の出来事が現在形ではなく、
「現在完了形」になっている文章を見ることもあるでしょう。(未来完了形になるはずの文は現在完了形)
時と条件の副詞節を作る接続詞を一覧にしておきますね。
「時」 | |||
when | ~する時に | after | ~した後に |
before | ~する前に | while | ~している間に |
as soon as | ~するとすぐに | till [until] | ~するまで |
by the time | ~する時まで | next time | 今度~する時に |
「条件」 | |||
if | もし~ならば | unless | ~でない限り |
as [so] long as | ~する限り | in case | ~の場合には |
※時と条件の副詞節は未来のことでも現在形
ex:
I’ll leave my house early tomorrow in case I am late.
遅れるといけないので、明日は早く家を出るつもりです。
勘違いしがちなので要注意です。
未来のことが現在形です!
My family moved to Japan when I was eleven.
私の家族は私が11歳の時日本に引っ越して来ました。
過去のことは過去形だよ!
未来のことが現在形ね!
when if の後が「名詞節ならば未来の出来事は未来形⁈」【高校生編・おまけ】
中学校の授業で、
「~する時」を表す ”when”
「もしも~ならば」の 条件の “if “の後は現在形と習い、
すっかり定着する頃、
高校の授業ではこの様な文章に出会うでしょう。
I don’t know when he will come.
I don’t know if he will come or not.
when if の後
未来形だよ!
そうなんです。
この文章はwhen if 以降が名詞節になっているんです。
副詞節ではなく名詞節の場合はwhen if の後は未来形になるんです。
見分け方はwhen if 以降の文章が名詞であるかどうかです。
名詞とかよくわからないよ。
I don’t know when he will come.
私は知りません。彼がいつ来るか。
の「いつ来るか」は「knowの目的語」
ex: I know you: you は「knowの目的語」目的語は名詞
目的語だから、名詞。
よって when 以降は名詞節
will をつけた未来形にするよ。
それでも分からないよ。
じゃ、「~のとき」って訳すんじゃなくて、
「いつ」って訳す時って思っても大丈夫!
※このwhenは接続詞ではなく、疑問詞
私は知りません。彼がいつ来るか。
I don’t know when he will come.
I don’t know if he will come or not.
この文章も同じく、knowの目的語が、
if he will come or not(彼が来るか来ないか)
なので、if 以降の文章は名詞節。
その if はどうやって訳すの?
「もし~ならば」じゃなくて、
「~かどうか」って訳す時は、
if のあとは未来形にするよ。
私はは知りません。彼が来るかどうか。
I don’t know if he will come or not.
when if 以外の接続詞(after, as soon as etc..)
が名詞節を導くことはないから、
これだけはしっかり覚えよう!
高校生になったら詳しく学ぶよ。
※中学生は「へぇーっと流していいですよ!」
未来のことでも現在形【まとめ】
ではまとめです。
時を表す when 「~のとき」「~するとき」と、
条件を表す if 「もし~ ならば」に続く【未来の出来事】は、
未来のことでも【現在形】!
家に着いたら電話するよ。
I will call you when I get home.
学校に行く時知らせてね。
Please let me know when you go to school.
もし明日晴れならば、私達はピクニックに行きます。
If it is sunny tomorrow, we’ll go on a picnic.
もし時間があったら、私達に会いに来てください。
If you have time, please come and see us.
※after/before/while/as soon as/until/tillなどの
時を表す接続詞の後に続く動詞は未来の事でも同様に現在形。
(その他、必要に応じて上の表で確認してくださいね。)
どうだったでしょうか?
whenと if を使って【未来の出来事】を沢山話してみてくださいね。
それではまた。
See you.
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