先生、第11回目のlessonでmustはhave toよりも強制力が強いって言ってたでしょ?でも僕たち学校ではhave to=mustって習っているよ。
そうだね。中学では同じって習うよね。
でも少しだけ違いがあるんだ。
have toの「~しなければなりません」は、
- 話し手以外の誰かが決めたことを「~しなければならない」
- 外的要因で「~しなければならない」
時に使います。
mustの「~しなければなりません」は
- 話し手が必要だと感じて、「~しなければならない」
と思った時に使います。
なるほど、、
もっと詳しく教えて!
少し複雑な説明になっちゃうかもよ、、
OK, Let’s start!
では、第13回目は「have toとmustの使い分け」を練習してみよう!
Let’s get started!
have to と must の違いを知って使い分けよう!
have toとmust はどちらとも「~しなければなりません」
という意味です。
話す時はhave toを使うことの方が多いです。
なぜなら、会話ではhave to~で「~しなくてはならない」事が
たいてい伝えられるからです。
ただ、厳密に言えば少し違います。
話し手の、どうしても絶対に「~しなければならないの!」
と言う時は must をつかった方がより伝わりますし、
何かを禁止する時も mustn’t を使うことになります。
では、have to とmust の違いをしっかり確認していきましょう!
have toを使ってみよう!have to の使い方
皆、have toの発音は大丈夫だよね?
have to (ハフトゥ)だよ。
have toを使って
「しなければならない事」を言ってみよう!
I have to go to school.
私は学校へ行かないと行けません。
He has to(ハストゥ) go to school.
彼は学校へ行かないといけません。
I have to finish this homework by the day after tomorrow.
この宿題をあさってまでに終わらせないといけません。
the day after tomorrow:あさって
We have to wear a uniform at school.
私達は学校で制服を着なければなりません。
We’ve got to study for the exam.
私達は試験のために勉強しなければなりません。
have to =have got to=’ve got to
have=have gotの使い方はこちらを参照してください。
haveをhave gotに言い換えてカッコ良く話してみよう!Let’s talk! vol.5
You‘ll have to study forever.
一生勉強しないといけないでしょう。
will have to=’ll have to(未来形)
I had to clean our house for 3hours yesterday.
昨日は3時間家の掃除をしなければいけませんでした。
had to (過去形)
have toは自分以外の誰かが決めたことに従って「~しなければならない」ことや、外部の要因で「~しなければならない」ことに使います。(もちろん自分で決めたことにも使いますが、強制力はより弱いです!)
ではこれをmustにするとどんな感じになるか見て行きましょう!
mustを使ってみよう!mustの使い方
I must go back to school.
学校戻らないと。
what’s wrong?
どうしたの?
こんな感じになります。
”must”は
- 話し手にとって必要と感じていること
- 重要なこと
を話す時に使います。
たぶんこんな答えが返ってくるでしょう。
I’ve left my smartphone in the classroom.
教室にスマホ忘れてきちゃった。
I must finish this homework by the day after tomorrow.
あさってまでにこの宿題を終わらせなくちゃ!
Then I can hang out with my friends on the weekend.
そしたら週末、友達と遊びに行ける。
We have to wear a uniform at school.
私達は学校で制服を着なければなりません。
このhave toで使った例題4を見てください。
これは、学校の規則ですね。
mustは規則や守るべきルールにより使用します。
We must wear a uniform at school.
私達は学校で制服を着なければなりません(No choice )
守られるべき規則は紙に書いてあります。
学校の規則は生徒手帳に書いてあるでしょう。
それは間違いなくmustが使用されています。
Students must wear uniforms.
生徒は制服を着なければなりません!と。
どうでしょう。
must になると、「~しなければならない」ことは話し手にとって、
とても必要かつ重要なんだという意味になります。
ですから、単にしなければならない事実を述べる時に
“must“を使うと変な感じに聞こえてしまいますので要注意!
例えば、
We have to go to school from Monday to Friday.
私たちは月曜日から金曜日まで学校にいかなければなりません。
これをmustでいうと、
We must go to school from Monday to Friday.
私達は月曜日から金曜日まで学校に行かなきゃいけないんだよ!
何々⁇なにか重要な何かがあるの⁇
のようなニュアンスで響きます。
次は未来形、過去形を見ていきましょう!
mustの未来形、過去形は?
You‘ll have to study forever.
一生勉強しないといけないでしょう。
こちらの例題6を見てみましょう。
これは未来形です。
mustは現在形でのみ使用できます。
よって、未来に「~しなければならない」は[will have to]を使います。
例題をもう1問
She‘ll have to go on a diet.
彼女はダイエットをしなければいけないでしょう。
いつもそればっかり、、
I won’t have to do that.
する必要はないでしょう。
won’t=will not
I had to clean our house for 3hours yesterday.
昨日は3時間家の掃除をしなければいけませんでした。
この例題7は過去形ですね。
must は過去形では使えません。
そのまま had to を使います。
例題をもう1問
I had to leave home early this morning to join our morning practice.
今朝は朝練に参加する為に早く家を出なければなりませんでした。
morning practice:朝練
「~しなければいけない」過去と未来の言い方を確認できましたね。
次に進みましょう!
keep on going!
アドバイスにhave to 強いアドバイスにmust
アドバイスににhave to /mustを使います。
この場合「~しなければならない」義務的な要素よりは
recommendation, お勧めです。
例題を見てみましょう!
You have to see this movie.
It was great!
この映画最高だったよ。
見ないと!
アドバイス
You must see this movie.
It’s amazing!
この映画絶対に見た方がいいよ。
素晴らしかったよ!
see a movie: (映画館で)映画を見る
この様にアドバイスをすることが出来ますが、mustの方は
本当に本当にお勧めだよ!と言うことがより伝わりますね。
禁止事項には must not
禁止事項には must not を使います。
have to の「否定文」は、don’t have to (~する必要がない)
※禁止の意味にはならない。
must not で禁止を表します。
例題
Mobile phones must not be used during flight.
携帯電話は飛行中は使用禁止です。
You mustn’t smoke here in the restaurant.
ここのレストランでは喫煙禁止です。
mustn’t=must not
must notを使っての禁止事項は、
必ず守らなければならない事
強い禁止です!
それでは最後に have to と must の「~のはず」を学んで終了です。
Hang in there!
推量のhave to とmust
have to にも mustにも「~のはず」という推量の意味があります。
Her daughter must be pretty
since she is so beautiful.
彼女がとても綺麗だから彼女の娘は可愛いはず。
since:(知ってると思うけど)~だから、なので。
理由・結果を表す【because since as】の使い方とニュアンスの違い
She has to be pretty.
彼女は可愛いはず。
He must be happy.
He got a new bicycle.
彼は幸せに違いない。
新しい自転車を買ったんだ。
He has to be happy.
彼は幸せなはず。
have to とmustの使い分けをたくさん練習しましたね。
You must be tired.
疲れたでしょう。
ではまとめて行きましょう!
have to と must の違いと使い方【まとめ】
- have toは「~しなければならない」
- mustは話し手が必要、重要と感じている時に使う
- mustは現在形のみ
- 紙に書いてある規則、ルールはmust
- must not は禁止、don’t have to は禁止にはならない
- have to、mustに「~のはず」という推量の意味がある
どうでしたか?
have to とmustのニュアンスの違いが理解出来たでしょうか?
どんどん臆せず使っていきましょう!
間違ってもOK。
それではまた。
See you.
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