[because] は「なぜなら、~だからです。」という理由を話すのに
最も一般的な表現です。
その為、
「理由」には ”because..” とワンパターンになってしまう事ってないですか?
今回は because と同じ使い方で (多少のニュアンスの違いはありますが)
入れ替えて使うことの出来る since と as を
解説してみたいと思います。
使えるようになると、
because だけから卒業出来ますよ!
中学生の為のブログ第62回目は
理由の表現、because since as でスタートです。
では、
Let’s get started!
理由・結果を表す【because since as】の使い方とニュアンスの違い
since, as にはたくさんの意味がありますが、
今回は「理由」を述べる時に使う since と as に限っての説明です。
since と as は because と同じ「接続詞」として使われます。
(接続詞とは文と文をつなぐ役割です)
「~なので」という理由を述べる表現です。
これらは入れ替えて使うことが出来ますが、ニュアンスが少し違います。
少しの違いなので基本入れ替えて使っても、
問題ありません。
ただ「どんなニュアンスの違い」があるのかは、
知っておくと良いでしょう。
- because の使い方
- 英作文の文頭でbecauseは使わない⁈
- 日常会話でのbecauseの使い方
- since / asの使い方
の順番に解説していきますね。
becauseの使い方
becauseは、理由を説明する時に最も使われます。
「なぜならば~だからです」の使い方を見ていきましょう!
- becauseの後は「聞き手が知らない情報(理由)」と思われることが続く
- 理由を相手にしっかり伝えたい時に使う
- 接続詞なので、二つの文章を繋ぐ役目
- becauseは文の真ん中に置いて後半の文章をつなぐ方がナチュラル
- 理由を強調したいときはBecause..と文頭に置く。
becauseのcauseは原因・理由という意味です。
「結果を引き起こす原因」という意味です。
よって becauseは結果の理由をしっかり伝えたい時に使用します。
I’m sleepy because I couldn’t sleep well last night.
私は眠いです。なぜなら、昨日の夜よく眠れなかったので、
※「眠い」という結果は「昨日よく眠れなかったから」が原因
原因と結果を結んでいるのがbecauseの役割
becauseの後はたいていが「聞き手が知らないと思われる新情報」です。
新情報なので、文の後半に置かれる事が多くなります。
(S + V + because + 新情報の理由)
※英語は既知情報(知っている情報)から話す言語のため。
使ってみましょう!
I came home early because I had a headache.
私は早く帰宅しました。なぜなら頭が痛かったので、
※頭が痛かったという理由は相手が知らない情報
I am very happy because I got a new game.
私はとても幸せです。なぜなら新しいゲームを手に入れたので、
理由を強調したいときは、becauseを文頭に出して
主節と従属節を入れ替えることが出来ます。
主節:文のメインになる節
従属節:文のサブになる節(becauseから始まる文)
becauseから始まる:理由を強調
Because I had a headache, I came home early.
なぜなら、頭が痛かったから、早く帰宅しました。
※「頭が痛かった」という理由を強調しています。
becauseを文頭に出すときは ,(コンマ)が必要です。
Because I got a new game, I am very happy.
新しいゲームを手に入れたので、私はとても幸せです。
英作文頭にbecauseは使わない⁈
僕が書いた英作文で、学校の先生に
「becauseは文頭には使えない」って言われたんだけど、、
ちょっと見せてね。
I like summer the best. Because I can go to the sea. | |
なるほど、なぜ「使えない」って言われたか以下に説明するね。
- becauseは接続詞、二つの文章があって成り立つ。
- S +V + 接続詞 + S +V
- ( 接続詞+S + V , S + V..)の形を取る
- because + S + V..の節は「副詞節」(副詞節には主節が必要!単独では成り立たない)
こうすればよかったんだね。
I like summer the best because I can go to the sea. Because I can go to the sea, I like summer the best. | |
うん!Good job!
でもさ、英語教室では理由を話す時に、becauseから始めるじゃん!
話してる時には,(コンマ)は見えないしね。
それもそうだね。
あと、質問が主節になっているんだ。
主節:文のメインになる節
日常会話でのbecauseの使い方
Why do you like summer the best?
なぜあなたは夏が一番好きなのですか?
Because I can go to the sea.
なぜなら、海に行くことが出来るからです。
becauseが質問と答えを繋げています。
よって日常会話では
この様に、Because..から文章を始めることが出来ます。
since / as の使い方
「~なので」の意味をもち、原因・理由を話す時の
since と as について説明していくね。
- sinceとasは「理由」を話す時に同じように使える
- 「相手が既に知っている」と思われる理由を話す時に使う
- あまり重要ではない、付け加えの理由というニュアンスもある。
- becauseに比べると、少し硬いニュアンス
- 文の最初に使われることが多い(知っている情報は最初に来る)
例文で確認していくよ!
既知情報と共に使われる
sinceとasは「聞き手が既に知っている情報」に使うことが多いです。
Since it’s sunny today, I’ll go out and play outside.
今日は晴れているので、外で遊びます。
※晴れているのは聞き手も知っている情報
既知情報なので、文の最初に来る
As it’s summer vacation, I am going to visit my grandmother’s house.
夏休みなので、おばあちゃんの家に遊びに行きます。
※,(コンマ)を忘れずに!
重要ではない付け加えの情報と共に使われる
重要ではない、付け加えといったニュアンスで使われる事もあります。
主節の方が重要で、since, as が導く従属節は無くてもよい情報です。
Since I’m sleepy, I’ll go to bed.
眠いので、寝るね。
As It’s not opening time, the store is still closed.
開店時間じゃないので、その店はまだ閉まっています。
文の真ん中で使うことも出来る
文章の真ん中で使うこともできます。
I’ll go out and play outside since it’s sunny today.
外で遊びます。今日は晴れているので、
The store is still closed as it’s not opening time.
その店はまだ閉まっています。開店時間じゃないので、
この様に使うこともできますが、
文頭に出す方が自然かな。
because since as 使い方【まとめ】
[because since as ]はニュアンスは多少違いますが、基本入れ替えて使えます。
ただし、この様な特徴があります。
because
- 「相手が知らないと思われる理由」を話す
- 「理由」をしっかり伝えたい
since / as
- because に比べてよりフォーマルな響き(as>since)
- 「聞き手が既に知っている理由」を話す
- 「あまり重要ではない理由」を話す
because, since, as は「接続詞」なので、文と文をつなぐ役目をしていることを、
覚えておいてくださいね。
文の真ん中、文頭で使われます。
あ、でも、、、
英作文のように「書く時」は気をつけてね。
Because I can go to the sea.
のように、because節だけで使わないよ!
減点されちゃうからね。
日常会話でのWhyに対しては、
Because..で始めてOKだよ!
でもSince..AS..は使わないんだって。
「みんなが知っている理由を話す時」に
Since..って始められたらかっこいいね。
since, asを使って理由を話してみてくださいね。
それではまた。
See you.
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