【byとuntil の違いと使い方】簡単に使える時制も解説!

byとntil の違い 教育(英語)

「宿題は金曜日までに提出してください」や、

「今日は6時まで部活だよ!」

という会話で使う「まで」

by until のどちらを使ったら良いのか迷ったことはないですか?

 

今回は、英語学習者によくある間違い、

by until の違い」を認識して正しく使っていきましょう。

 

中学生の為の英語ブログ第35回目は

「by と until の違い」でスタートです。

Let’s start!

【byとuntil の違いと使い方】簡単に使える時制も解説!

 

byの意味

  • ~までに」の意味を持つ
  • by+Mondayなど(特定の時間)」で表す
  • 期限締め切り(deadline)を意味する
  • 特定の時間を含めて「それよりも前」にの意味

 

untilの意味

  • ~まで」の意味を持つ
  • from「~から」until「~まで」という時間の継続を意味する
  • 継続していたことが終わる時間でもある
  • untilまで続いた行動や状況は「untilを境に終了」する。

 

似ていますが意味や使い方が異なります。

例文で確認していきましょう!

 

byの使い方 (byは前置詞)

”by”には沢山の意味がありますが、今回は「時や期間を表すby」の使い方です。

 

by”の後に「時を表す名詞Monday など)」が続いて「(月曜日)までに」を意味します。

全ての時制に使うことが出来ます。

 

期限や、締め切りに使うので

have tomust, need などと使われる頻度が高いように思えます

例文を見ていきましょう。

 

Please hand in your homework by Friday.

宿題は金曜日までに提出してください。

金曜日までになので、遅くとも金曜日までに提出です。

 

He has to hand in his homework by Friday.

彼は金曜日までに宿題を提出しなければなりません。

hand in:提出する

 

I’ll finish my homework by Thursday.

木曜日までに宿題を終わらします。

 

I need to return this book by tomorrow.

明日までにこの本を返却する必要があります。

 

I’m going to watch TV at 8 o’clock.

I must finish reading it by 8.

8時にテレビを見る予定なので、

8時までにそれを(本)読み終えないといけません。

 

I had to return the book by yesterday.

昨日までにその本を返却しなければなりませんでした。

簡単だね!

までにが「by」」なんだね。

ついでにby the timeの使い方も学んでみてください。

 

by the time の使い方 (by the timeは接続詞)

S(主語)がV(動作)するまでに」と文章が後に続く場合は、

文章と文章をつなげる「接続詞」が必要です。

by the timeSV 」の形で表現できます。

 

by the timeに続く文章は

  • 未来のことでも現在形
  • 現在形、過去形は時制に従う

例文で使い方を確認してみましょう!

ex:過去

The Sun had already set by the time we got to the beach.

私達がビーチに着くまでには太陽は既に沈んでいました。

 

The movie had already started by the time we arrived at the movie theater.

私達が映画館に着くまでに、映画は既に始まっていました。

未来のことでも現在形

by the timeの後の文章は「未来のことでも現在形」になります。

 

時や条件を表す副詞節」は「未来のことでも現在形」です。

(when, if, before, after, while, as soon as, incase,

until, till, by the time, etc..の接続詞に続く副詞節のこと)

 

例文を見てみましょう。

ex:未来

<span class="marker-under-blue"><span class="bold">未来の話</span></span>
未来の話

The store will be closed by the time I get there.

僕がそこに着くまでに、お店は閉まっているでしょう。

※僕がそこに着くは未来の話、でも「現在形」が続きます。

 

<span class="marker-under-blue"><span class="bold">未来の話</span></span>
未来の話

I will be home by the time you get home.

あなたが家に着くまでには家にいます。

 

 

※未来のことでも現在形

【未来のことでも現在形!】WhenとIf を使いこなそう。

 

次はuntilの意味と使い方です!

 

until の使い方 (前置詞としてのuntil)

untilの後に「時の名詞」が続いて、 「~まで」を意味します。

untilfromの意味を伴っていて、「~から、~まで」という継続と、

「その継続終わる」時間帯をも意味しています。

よって主節は基本シンプルな

  • 現在形
  • 過去形
  • 未来形

で文章を完成させることが出来ます。

「継続」というと進行形や、完了形をイメージしますが、

untilの意味に含まれているので単純な時制でOKです。

 ※使えない訳ではありません。

また、継続の意味を持つ動詞

(remain, stay, wait, keep work, etc..)と一緒に使われることが多い。

※”till”は”until”より口語的ですが、同じ意味です。

 

例文です。

現在形
現在形

The store is open from 9am until 11pm.

その店は朝9時から夜11時まで開いています。

 

現在形
現在形

The ticket is valid until August.

そのチケットは8月まで有効です。

未来形
未来形

I’ll practice the piano until 6 o’clock.

ピアノを6時まで練習します。

 

過去形
過去形

I kept studying till midnight.

真夜中まで勉強し続けました。

tillは口語的

 

過去形
過去形

Until recently, I worked as a teacher in Korea.

最近まで、韓国で先生として働いていました。

Untilが文頭に来るときはtillにしない。

 

未来形
未来形

I’ll stay at my grandparent’s house until Sunday.

日曜日まで祖父母の家にいます。

 

前例のuntil Sundayは次の日は学校があるので、

日曜日の何処かで自宅に帰りますよ。

byuntilもSundayまでと言えばその時を含みます。

ただし、このようなニュアンスの使い方はその限りではありません

大事な締め切りなどは「念入りに確認」する必要があるようです。

 

until接続詞としても使われます。

違いを確認してみましょう!

 

until使い方 (接続詞としてのuntil)

untilは「接続詞」としての役割もあります。

接続詞なので、前後の文章をつなぎます。

S VuntilSV

untilの後に続く文章は

  • 未来のことでも現在形
  • 現在形、過去形はそのまま使える

未来のことでも現在形

未来のことでも<span class="marker-under-blue">現在形</span>
未来のことでも現在形

I’ll wait until I hear from you.

あなたから連絡が来るまで待ちます。

✖until I will hear from you.

 

未来のことでも<span class="marker-under-blue">現在形</span>
未来のことでも現在形

I’ll wait until I have heard from you.

あなたから連絡が来るまで待ちます。

✖until I will have heard from you.

※現在完了形も使えます。(現在形に属します)

 

現在形、過去形は時制に従う

I waited until I heard from you.

あなたから連絡が来るまで待ちました。

※過去形は時制に従います。

 

I waited until I had heard from you.

あなたから連絡が来るまで待ちました。

※過去完了形もuntilの後に続けることが出来ます。 

 

 

untilは前後の文章で時間の前後をはっきりさせることが出来るので、

単純な時制を使った方が楽ですよ!

 

by until の比較

ある文章では使い方を間違えると全く違う意味になります。

その1例を見てみましょう!

Keep on going!

 

I have to be at school by 4 o’clock.

4時までに学校に居ないといけません。

※学校にいない状態→4時までに学校に行く必要がある。

 

I have to be at school until 4 o’clock.

4時まで学校に居ないといけません。

※今、学校にいる状態が4時まで続く。

 

気を付けないとですね。

 

確認問題

最後に理解度を確認してみましょう!

 

ex.1
ex.1

Let’s wait ( ) it stops raining.

雨が止むまで待ちましょう。

ex:2
ex:2

I lived in Korea ( )2020.

2020年まで韓国に住んでいました。

 

ex.3
ex.3

Please hand in your homework ( ) Monday.

月曜日までに宿題を提出して下さい。

 

ex.4
ex.4

I can’t leave the house ( ) my mother returns.

お母さんが帰るまで家を出れません。

 

ex.5
ex.5

I’ll be back ( ) noon.

正午までに戻って来ます。

答え

1.until 2.until 3.by 4.until 5.by

どうでしたか?

答えあっていましたか?

「byとntilの違いと使い方」を学んでみました。

byは期限」「untilは~から~までずっとの継続」でしたね。

 

学校でたくさん話して下さいね。

 

それではまた。

See you.

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました