「両方、どちらでも、どちらでもない」というような選択をする時に使う、
both either neither の使い方で迷ったことってないですか?
あるある、特に either のニュアンスが難しく感じる時があるよ!
そうかもね。
「どちらか一方」「どちらでも」というニュアンスがあったり、
対になっている物はboth「両方」と同じ意味で使われたりするからね。
詳しく知りたいな。
OK,今回は、both either neither の違いと使い方を
詳しく説明していくね。
Let’s get started!
【2つの物や人からの選択】both, either, neither の違いと使い方を解説します!
先ずは、これら both either neither の特徴を説明します!
意味から解説です。
both(代名詞・形容詞)
- AとB、2つのうちその両方
- both A and B「AとBの両方」
- both+複数名詞
either(代名詞・形容詞)
発音はíːðɚ(イーザー), άɪðə(アイザー)
のどちらでもOKです。
- AとB、2つのどちらか一方
- AとB、2つのうちどちらでも
- either ∔単数名詞
neither(代名詞・形容詞)
níːðɚ(ニーザー), nάɪðə(ナイザー)
のどちらでもOKです。
- AとB、どちらも~ない
- neither∔単数名詞
bothは二つを意味するから、複数扱い!
either は「どちらか一方の~」
neitherは「どちらの…も~ない」を意味するから
単数扱いになるよ!
both either neither単独での使い方
先ずは、これらを単独で使ってみよう!
both(両方・両方の~)
私は猫を2匹飼っています。
I have two cats.
二匹ともとても可愛いです。
Both are so cute.
二匹ともとても可愛いです。
Both cats are so cute.
※Both ∔複数名詞
either (どちらか一方、どちらでも・どちらか一方の~、どちらの~でも)
紅茶かコーヒーはいかがですか?
Would you like tea or coffee?
どちらでも。
Either.
どちらの飲み物でも。
Either drink is fine.
※Either∔単数名詞
neither(どちらも~ない・どちらの…も~ない)
ミルクとお砂糖は必要?
Do you need milk and sugar?
どちらもいらないよ。
Neither, thank you.
どちらの飲み物も高くないよ
Neither drink is expensive.
※Neither∔単数名詞
次は以下の使い方を確認しましょう。
- both A and B
- either A or B
- neither A nor B
both A and Bの使い方
「AとBの両方」という時は
both A and Bの形で表現します。
僕は英検3級と英検準2級の両方を受けました。
I took both Eiken Grade 3 and Grade Pre-2.
どちらか一方を強調したいとき [either A or B]
「AとBのどちらか一方」を強調したいときは、
either A or B の形で表現します。
私か、リサちゃんのどちらかが、手伝う予定です。
Either I or Lisa is going to help you.
neither A nor Bの使い方
「AとBのどちらも~ない」という全否定は、
Neither A nor Bで表現します。
暑くも寒くもないね。
It’s neither hot nor cold.
兄(弟)も私も背が高くありません。
Neither my brother nor I am tall.
※動詞はBに合わせます。 [I am]
both of, either of, neither of + the /those/所有格
both of, either of, neither of..
といった使い方もできるよ!
- both of「~の両方」
- either of「~のどちらか、~のどちらでも」
- neither of「…のどちらも~ない」
of の後は二人(二つ)を意味するので「複数名詞」になります!
その両方の計画はいいね。
Both of the plans are good.
※both of∔ 複数名詞は複数扱いなので、are
私たちはそれらの計画のどちらかを選ばないといけないよ。
We have to choose either of those plans.
※either of +複数名詞
そのどちらか一方の計画は私の物だよ。
Either of them is mine.
※either of ∔複数名詞は基本、単数扱いなので、is.
どっちも好きじゃないよ。
I like neither of them.
※neither of +複数名詞
僕の計画はどちらも良くないね。
Neither of my plans is good.
※neither of ∔複数名詞は基本、単数扱いなので、is.
人称代名詞はofを使う […of us/you/them]
us/you/themなどの人称代名詞が後に続く時は
必ずofを使います。
- both of us (私たちの両方)
- either of you(あなた達二人のどちらか一方)
- neither of them(彼ら二人のどちらも~ない)
僕たち2人ともその本を持っていません。
Neither of us has the book.
【注意】eitherの特別な解釈
eitherは「(2つの)どちらか一方の」という意味ですが、
- side
- end
のような2つで対になっている語とともに使うと、「どっちも」=bothの意味になるので注意が必要です。
その道の両側にはたくさんの花があります。
There are a lot of flowers on either side of the road.
=There are a lot of flowers on both sides of the road.
both either の否定文
次は否定文にするとどうなるかを
見ていきましょう!
- not ~both…「両方とも~というわけではない」⇒部分否定
- not ~either…[どちらも~ない」⇒全否定
- not ~either = neither
not ~both…(部分否定)
その双子の両方を知っているわけではありません。
I don’t know both of the twins.
not ~either…(全否定)
その双子の両方を知りません。
I don’t know either of the twins.
neither(全否定)
その双子の両方を知りません。
I know neither of the twins.
both, either, neitherの違いと使い方【まとめ】
- both ∔ 複数名詞
- either ∔ 単数名詞
- neither ∔ 単数名詞
両方のクッキーを食べてもいいよ。
You can eat both cookies.
どちらかのクッキーを食べてもいいよ。
You can eat either cookie.
あなたは、どちらのクッキーも食べられません。
You can eat neither cookie.
- both of ∔ 複数名詞⇒複数扱い
- either of ∔ 複数名詞⇒基本単数扱い
- neither of ∔ 複数名詞⇒基本単数扱い
両方のクッキーを食べてもいいよ。
You can eat both of the cookies.
どちらかのクッキーを食べてもいいよ。
You can eat either of the cookies.
どちらのクッキーも美味しそうです。
Either of the cookies looks delicious.
※=Either cookie looks delicious.
あなたは、どちらのクッキーも食べられません。
You can eat neither of the cookies.
以上です。
どうでしたか?
何回か復習してみてくださいね。
学校でたくさん話してくださいね。
それではまた。See you.
コメント