元子供英会話講師Keikoです。
“will“は未来を表す助動詞です。
「~するでしょう」と言う「未来の出来事や予想」に使うと習っているでしょう。
でも”will“は単純に未来を表すだけでありません。
この記事では「単純な未来のwill」にくわえ、
- 「その場で決めた未来」に使うwill
- 「未来に~するという意志・約束」に使うwill
- 「相手の意志確認、頼み事」に使うwill
の4つを確認していきましょう。
Let’s start!
【willの使い方4選】willを使って自分の意志を伝えよう!
その場で決めた未来
その場で決めた未来とは?
人から聞いた情報や頼まれごとなどに、
「わかりました、今からおこないます」のような状況の時です。
お母さんに「宿題しなさいよ!」と言われて、
その場で「OK, 今からやりますよ」と返事をする場合、
OK,I will do my homework.
今からやります。
のように、その場で決めた未来に使います。
OK, I‘ll do my homework.
今からやります。
※口語ではI’ll と短縮されます。
ではもう少し練習してみましょう。
ex:公園でサッカーをしている友達からお誘いが来たとします。
We are playing soccer at the park now.
Will you come and join us?
公園でサッカーしてるけど、来ない?
OK, I‘ll join you.
今から行くよ。
ex:お母さんに買い物を頼まれたとします。
Will you go and get me some apples?
リンゴ買って来てくれない?
OK, I‘ll go and get some.
はい、飼ってくるよ。
このように、
その場で決めた「これから~するよ」という未来の事を話す時に使います。
未来に~すると言う自分の意志/約束
意志表明と言ったら少し大袈裟ですが、
それくらい「強い意志」を表す時にwillを使います。
willを辞書で調べて見て下さい。
willには「意志・決意」と言う強い意味があります。
それでは、例をみてみましょう。
ex:将来の夢を語る時、「~になる ! 」と強い気持ちがある時
I will be a doctor in the future.
私は将来医者になります。
「将来医者になるでしょう」と言うよりも
「絶対に医者になります!」という強い意志を持って、
未来を話しているニュアンスです。
ex:友達の誘いを断る時
I will study today for the English test tomorrow.
明日英語のテストのために、今日は勉強するよ。
この様な強い意志表示につかいます。
約束にもwillを使います。
約束も守るべき事なので強い意志が関係しますよ!
そして未来の事なのでwillで表現します。
ex:お母さんに「早く帰るよ」と約束する時
I will come home early.
早く帰るよ。
ex:借りた本を明日返す時
I will give this book back tomorrow.
明日この本を返すよ。
このように、willを用いて約束します。
「未来に絶対に~しない」と言う
自分の意志を相手に伝える時は【will not】=【 won’t】を使います。
ex:もう遅刻しません!という意志(約束)は
I won’t be late again.
もう遅刻しません。
ex:秘密を打ち明けられたら
I won’t tell anybody.
誰にも言わないよ。
のように、「~しない」という意志は ”will not” “won’t” を使います。
willで表現する意志を弱めるには?
I think, probably, maybe, などを添えると意志や、
自信の程度を弱めることが出来ます!
これらを使うと、
「将来医者になります!」が「将来医者になろうと思っています」
と程度が弱まります。
I think I’ll be a doctor in the future.
I’ll probably be a doctor in the future.
Maybe, I’ll be a doctor in the future.
日本語と同じですね。
相手の意志確認 / 頼み事は ” Will you..?”
「相手の意志を聞く時」「お願いする時」にも willを使います。
ex:友達がサッカーに誘う場面では
Will you come and join us?
来て参加しませんか?
ex:お母さんにがリンゴを頼む場面では
Will you go and get me some apples?
リンゴ買ってきてくれない?
のように “Will you..?“で意志を確認していましたね。
もう少し練習してみましょう。
ex:
Will you close the window?
窓を閉めてもらえますか?
ex:
Wil you teach me English?
英語を教えてもらえますか?
頼み事も「相手の意志確認」と同じ事ですね。
単純な未来の will
話している本人の意志とは関係なく、
事の成り行きで「自然に起こるであろう未来」にwillを使います。
ex:
I‘ll be in the 3rd grade next year.
私は来年3年生になるでしょう。
ex:
It‘ll rain tomorrow
明日は雨になるでしょう。
ex:
I‘ll be late.
私は遅れるでしょう。
と言います。
この「単純未来のwill 」に意志はありませんが、
「ある程度予測出来ている事」に使用します。
決まっている未来にbe going to..
ex: 明日友達の家に遊びに行く事が予め決まっている時、
I‘m going to go to my friend’s place tomorrow.
明日は友達のとこに行くつもりです。
※既に予定されている場合 “be going to.. “を使います。
予定が進行していて、ほぼ決定ならば、
進行形になります。
I‘m going to my friend’s place tomorrow.
明日友達のとこに行くね。
be going to..の詳しい記事はこちら↓
未来を意味する【be going to】を使って予定を話してみよう
will とbe going to の違いはこちら↓
【未来形willとbe going to ..】のニュアンスの違いを解説!
willの使い方【まとめ】
willは「未来を表す時制」で使用されますが、
それだけではなかったですね。
willは、
- その場で決めた未来
- 未来に~するという意志・約束
- 相手の意志確認、頼み事
- 単純な未来(自然に、成り行きでくる未来)
で使用します。
OK, I‘ll do my homework right now.
はい、今から宿題をします。
I will be a doctor in the future.
私は将来医者になります!
I will come home early.
早く帰るよ。
Will you come and join us?
来て参加しませんか?
Will you go and get me some apples?
リンゴを買ってきてくれない?
It‘ll rain tomorrow.
明日は雨になるでしょう。
どうでしょう。
willの使い方がクリアになったでしょうか?
日々、自分の状況に当てはめて練習してみてくださいね。
willの過去形 wouldの使い方はこちら↓
would の使い方を徹底解説!【丁寧、控えめ、曖昧】な用法に。
ではまた。 See you.
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