【未来形willとbe going to ..】のニュアンスの違いを解説!

willとbe going to の違い 教育(英語)

未来を表す[willbe going to..]にニュアンス違いがあるんだって。

知ってた?

学校では習ってないよね。

 

でもね、

ネイティブスピーカーは、

状況や、確信度]によって、

使い分けをしているんだって。

ね、先生。

 

 

学生の皆さんは

テストでは同じ(will=be going to..)と考えていいですよ。

だた、会話では「使い方に違いがある」ということを

知っておいてもいいかも知れないね。

 

知りたくなってきたよ。

じゃ、始めよっか!

Let’s get started!(vol.46)

 

 

未来形willとbe going to..のニュアンスの違いを解説

 

先ずは、willbe going to..のニュアンスの違いを表にしてみたので、

確認して下さいね。

 

willbe going to..
決めた未来既に決めている未来
まだ確実ではないけど起こる可能性が高い未来ほぼ確実な未来
単純な未来の予測単純な未来の予測
(話し手の推測)
約束意志
学校・仕事・公の場所での状況案内
willとbe going to のニュアンスの違い

 

では「それぞれのニュアンスの違い」を

例文で見ていきましょう!

 

 

たった今決めた未来VS事前に決めている未来

たった今決めた未来」はwill

事前に決めている未来」はbe going to..です!

 

situation1

帰宅後です。

お母さんに「家で飼っている」(武蔵)を散歩に連れていってくれる?

と言われたとします。

 

あなたが「いいよ!」と答えるシチュエーションです。

Will you take Musashi for a walk?

武蔵を散歩に連れて行ってくれない?

situation1
situation1

Ok, I‘ll take him for a walk.

いいよ!連れていくよ。

taka a dog for a walk: 犬を散歩に連れていく

※このように、その場で決めた未来には[will]を使います。

 口語では[I will]を短縮形にして[I’ll]とすることが多いです。

 

situation2

学校から帰宅するとき、

「帰ったら武蔵を散歩に連れていこう!」

事前に決めていたとします。

 

帰宅後お母さんに

「武蔵を散歩に連れて行くね」と言うとき、

situation2
situation2

I‘m going to take Musashi for a walk.

武蔵を散歩に連れて行くね。

※事前に決めている未来にはbe going to..を使います。

 

へぇ。

will be going to..はこんな違いがあるんだね。

 

  • その場で決めた未来にはwill
  • 事前に決めている未来はbe going to..

と使い分けてみてくださいね。

 

第2回目のレッスンでbe going to..を使って予定を話したね。

予定はすでに決めている未来だからbe going to..を使うんだね。

内容を知りたい方はこちら↓

 

【be going to】の例文を参考に自分の予定を話してみよう。

 

次は確信度の違いwillbe going to..を比較してみるね。

 

まだ確実ではないけど起こる可能性が高い未来VSほぼ確実な未来

未来形のwillまだ確実ではないけど

「起こる可能性が高い未来」

be going to..

ほぼ確実な未来」として使われるよ!

 

I’m going現在進行形だね。

toは「~へ」だから、

be going to ..で「~すること」に向かってるんだね。

だからより確実な未来なんだ、、

 

 

例文で違いを確認しよう!

situation1

夏休みにオーストラリアの短期留学に希望者が参加できるとします。

あなたは両親に相談していて参加しても良いよと言われています。

 

Do you want to go to Australia?

オーストラリアに行きたいですか?

 

Yes, I do.

I think I‘ll go to Australia for study this summer.

今年の夏、オーストラリアに留学すると思います。

※まだ具体的に話が進んでいない状況ではwillを使います。

I think I will..のようにthinkを付けると、確信度が少し下がります。

 

I‘ll probably go to Australia for study this summer.

多分、この夏オーストラリアに留学をすると思います。

probably:多分(もよくセットで使われます。)

※確率は高いけどまだ曖昧な未来willを使います。

 

situation2

学校の方針で中学2年生は全員夏休みにオーストラリアに短期留学すると

決まっているとします。

 

Do you want to go to Australia?

 

Yes, I do.

Actually, I‘m going to go to Australia for study this summer.

実は今年の夏オーストラリアに留学するつもりです。

※すでに決まっていてほぼ確実な未来be going to..を使います。

 

現在進行形で未来時制

現在進行形は「未来形として使うことが出来ます。

武蔵を散歩に連れていく場面に戻りますね。

 

ex:帰宅後、外に出るために靴を履いていたら、お母さんに声をかけられました。

 

Where are you going?

どこいくの?

 

I‘m taking Musashi for a walk to the park.

武蔵を公園に散歩に連れて行くね。

be動詞doing(現在進行形)「(今)~しています」

今から行くので現在進行形が使えます。

 

現在進行形に「未来の時制」を付けて使うこともできますよ。

例文を見てみましょう!

 

I’m taking Musashi for a walk in the evening.

夕方、武蔵を散歩に連れていくね。

 ※現在進行形未来の時制を付けて予定を話すことが出来ます。

 

 

次はbe boing to.. と、現在進行形+未来時制を比較してみましょう!

 

I‘m going to play tennis tomorrow.(be going to..)

I’m playing tennis tomorrow.(現在進行形+未来時制)

私は明日テニスをすることになっています。

※現在進行形の方がより確実な未来というニュアンスがあります。

 

 

 

単純な未来の予測はwill =be going to..

単純な未来にはどちらを使ってもいいですよ!

例文を見てみてくださいね。

 

ex:運動会の朝です。とってもいい天気です。そこで一言。

It‘ll be a hot day.

暑くなるね。

 

It‘s going to be a hot day.

暑くなるね。

 

You‘ll be fun.

楽しくなるでしょう。

 

You’re going to be fun.

楽しくなるでしょう。

 

The white team will win.

白組が勝つでしょう。

 

The white team is going to win.

白組が勝つでしょう。

未来の予測はどちらでも同じニュアンスに聞こえます。

 

でも、

例えば真っ黒な雲が空を覆っていたら、

willよりもbe going to を使って

It‘s going to rain soon.の方がいいよ!

ほぼ確実な未来だからね。

 

約束・意志はwill

約束や強い意志にはwillを使います。

 

Can I go out?

I will be back in 30 minutes.

30分以内に戻ります。

 

I will finish my homework before dinner.

夕食前に必ず宿題を終わらせます。

 

I will call you later.

後で電話するね。

 

I will be there in time.

間に合うようにそこに行くよ。

 

意志
意志

I will be a doctor in the future.

将来は医者になります。

 

 

Will you..?で相手の意志確認

Will you come over to my house to study with me?

一緒に勉強するために家に来ませんか?

 

I’m afraid I can’t.

残念だけど行けないよ。

I don’t have time today.

今日は時間がないんだ。

 

willの詳しい使い方はこの記事で説明しているよ↓

【willの使い方4選】willを使って自分の意志を伝えよう!

 

フォーマルな状況にはwill

  • 学校
  • 仕事(ビジネス)
  • 公の未来の案内

これらフォーマルな場所や状況での

未来の「案内や決まり」などには[will]が使われます。

ここで使われるwillは「~でしょう」などの不確実な未来ではなく、

約束のwill」です。

信頼が大事な公の場面では「必ず」という約束の[will]を使います。

ex:

 

学校での未来の案内
学校での未来の案内

The principal will be here at 9 o’clock.

校長先生が9時にいらっしゃいます。

※事前に取り決めが行われています。

 

 

仕事上の約束
仕事上の約束

I will hand in the papers by tomorrow.

明日までに書類を提出します。

※仕事では信頼が大事です。

 willを使って約束します。(この場合のwillは短縮しない)

 

 

公の未来の<br>案内
公の未来の
案内

Summer special lessons will start on August 5th.

夏のスペシャルレッスンは8月5日に始まります。

 

Summer special lessons start on August 5th.

夏のスペシャルレッスンは8月5日に始まります。

 

自分の都合で決められない団体行動や既に決まっている計画

現在形を使う」でもOKです。

 

 

gonnaの使い方

going to は口語表現でgonnaと発話されます。

親しい間柄のみで使われます。

 

I‘m gonna go shopping with my family.

家族と買い物に行くことになってるんだよね。

going to= gonna(ガナ):口語表現。

 

Are you gonna come with us?

僕たちと一緒に来る?

※仲の良い友人の間で使われます。

 

willとbe going to の違い【まとめ】

それではまとめです。

表をもう一度確認して下さいね。

 

willbe going to..
決めた未来既に決めている未来
まだ確実ではないけど起こる可能性が高い未来ほぼ確実な未来
単純な未来の予測単純な未来の予測
(話し手の予測)
約束意志
学校・仕事・公の場所での状況案内
willとbe going to のニュアンスの違い

 

  • will VS be going to
  • 決めた未来 VS 既に決めていた未来
  • 少し曖昧な未来 VS ほぼ確実な未来

  • 「未来の予測」はどちらでも良い
  • フォーマルな状況、約束意志will

 

 

どうでしたか?

何となくニュアンスが理解出来たでしょうか?

学校でたくさん話して下さいね。

未来のことを話してみよう!【6つの未来時制の使い方】

 

それではまた。

 

See you.

 

 

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