元、子ども英会話講師、Keikoです。
子ども英会話講師をしていた時は、ネイティブ講師のサポートとして、
頻繫にやり取りを行う必要がありました。
ネイティブスピーカーは ”get” を日常会話の中で頻繫に使います。
英語を学習している皆さんなら、
ネイティブスピーカーが [get, got, get to, got to, getta, gotta,’ve got,]
を頻繫に使っていることに、気がついているかと思います。
get には色々な使い方があり、getの入ったイディオムも
沢山ありますね。
“get“を使いこなせたら、かっこいいと思いませんか?
私はそう思っていました。
ということで、
先ずは、get の基本である「4つの意味と使い方」を解説してみようと思います。
基本の使い方を学習することで、今後応用での get が理解しやすくなります!
中学生の為の英語ブログ第17回目は、
「getをネイティブのように使ってみよう!」でstartです。
【get の使い方4選】ネイティブのように使ってみよう!
ねぇ、先生
第15回のレッスンでgetは「~になる」過程を表すって
言ってたでしょ。
getの使い方がいまいち良く分からないんだけど。
getは色々な使い方があるからね。
慣れるまで難しく感じるよね。
何かをgetする事は知ってたよ。
でも、「~になる」っていう意味もあるんだね。
うん。
今回は第17回目になるね。
getの意味と使い方を練習してみようか。
Yeah!
OK.
Let’s get started!
何でそこにgetが入るのかも教えてね。
I got it.
了解!
では次の順番で意味と使い方を確認していきましょう!
- get「~の状態になる」/ get + 形容詞
- get「受け取る」/ get + 名詞
- get/get to~「到着する」/ get/get to + 場所
- get 使役動詞
get「~の状態になる」/ get + 形容詞
先ずはget「~の状態になる」から説明するね。
be動詞の代わりにgetを使って状況を変化させてみよう!
「~の状態になる」の意味を持つgetは後に形容詞を取ることが
pointだよ!
最近は暖かくなって過ごしやすくなったよね。
「最近は暖かいね」
を英語にしてみよう!
暖かいは状態だからbe動詞を使うよ。
It is warm these days.
最近は暖かいね。
these days:最近
be動詞をgetに変えると
「暖かくなる」になるよ。
ある状態が変化して違う状態になる時にgetを使うよ。
It gets warm in spring.
春は暖かくなります。
夏に向かって暑くなってきたら
「暑くなってるね」って言うよね。
現在進行中だから、
現在進行形を使って言えるかな。
It is getting hot/hotter.
暑くなっています。
今度はwilと一緒に使ってみよう!
getを使うから、
今は寒いけど昼は暑くなるという状況で、
「昼は暑くなるでしょう」
を言ってみよう!
It will get hot during the daytime.
昼間は暑くなるでしょう。
過去形gotを使って、
昨日の昼間は暑かったのに
「昨夜、急に寒くなった」
事を言ってみよう!
It suddenly got cold last night.
昨夜急に寒くなったんだよ。
※状況が変化する時にgetを使うよ!
get の例題をもう少し見て行きましょう!
I am tired.
私は疲れています。
I‘m getting tired.
疲れてきました。
I got tired already.
もう疲れちゃった。
My mother is angry now.
お母さんが怒っています。
My mother gets angry when I come home late.
お母さんは僕が遅く家に帰ると怒ります。
第15回目で習った
I am used to it.
「私はそれに慣れています」
のusedは「慣れている」という形容詞だから、
be動詞をgetに変えて
I get used to it./I am getting used to it.
「慣れる」「慣れてきている」
ってなるんだね。
そうそう、
get +形容詞で「~の状態になる」を意味するよ。
「医者になる」も「~の状態になる」と言うけど、
医者は名詞だから、getは使えないよ!
「~になる」意味の become を使ってね。
先生がいつも使う
Let’s get started.
のgetは?
一種のフレーズだよ。
終わり!
って言いたいけど、
しらちゃんの為に少し時間を貰うね。
Let’sがLet usという使役動詞と言うことは
「使役動詞」の説明で触れたね。
startedは過去分詞で「~される」という意味を持つ形容詞と思ってOK.
get+形容詞で「~の状態になる」だったね。
だから、Let’s get startedは
「私たちをさせて下さい、開始される状態になる事を」
で「では、始めましょう!という意味になるよ。
「始まっていない状態から、始める状態に変化する事を促しているんだよ」
You got it?
なるほど、
I got it.
次はI got itが使えるようになる、
get+名詞で「~を受け取る」の意味と使い方を見ていくよ!
Keep on going!
get「受け取る」/get + 名詞
get+名詞で「~を受け取る」を意味します。
受け取るものは他人からのプレゼントでも、
個人でお金を払って買った物、情報や病気に至るまで、
受け取るものは get と考えて大丈夫です。
それでは、例題を見て行きましょう!
ex.新しいスマートフォンを買ってもらった時。
I got a new smartphone.
新しいスマホ手に入れたよ。
ex.必要な本がある時。
I have to get that book.
あの本を手に入れないと。
ex.学校でいい成績を取った時
I got good grades.
いい成績を取ったよ。
ex.風邪をひいた時
I got a cold.
風邪をひきました。
※=I had a cold.
ex.人を迎えに行く時
I’ll come and get you from the station.
駅にあなたを迎えに行くよ。
ex.理解した時
I got it.
理解出来たよ。
この様にget + 名詞で「~を受け取る」=recieveの意味を持ちます。
※getは目的語を2つ取ることが出来る動詞なので、
get+人+物で、
I got him a present. / Could you get me some apples?
のようにも使うことができます。
次は get + 場所で「~へ(に)到着する」を確認していきましょう!
get / get to+場所「~へ(に)到着する」
到着するってarriveがあるね。
get の到着と同じ意味なの?
うん。
そう思って大丈夫だよ。
違いを指摘するとしたら、
get to..は「少し苦労してたどり着く」と言うニュアンスをを含んでいるよ。
Could you tell me how to get to the station?
駅へ行く(着く)道を教えて頂けますか?
※何とかたどり着くというニュアンスがあります。
例題を見て行きましょう!
ex:そこに直ぐ着くでしょうと言う時。
I’ll get there soon.
直ぐそこに着くよ。
ex:家に5時につきましたと言う時。
I got home at 5 p.m.
5時に家に着いたよ。
ex:午後7時に駅に着くと言いたい時
I’ll get to the station at 7 p.m.
午後7時に駅に着くよ。
何でgetだったり、get to だったりするの?
there と home は「副詞」で、もともと前置詞の
「~へ」という意味を含んでいるんだ。
stationは名詞だから前置詞のto(~へ)が必要なんだよ。
前置詞のtoは→(矢印)のイメージがあるよ。
副詞って良くわからないけど、
there, home には to が含まれているって考えればいいんだね!
I got it!
get / get to..に「~に到着する」という意味がある事はOKですね。
※get to には「~出来る機会を得る」
という意味もあります。
使い方はこちら↓
【get to do】「~出来る」を使って楽しみにしている事を話そう!
最後は使役動詞「get」を軽く復習して終了です。
Keep up!
get 使役動詞
使役動詞のgetは
- get + someone (人)+ to + do / 「人に(頼んで)~してもらう」
- get / have + 物 + done(過去分詞)/「物を(誰かに)~してもらう」
時に使います。
※「使役動詞の詳しい使い方」はこちらを参照してください。
使役動詞を使い分けよう!使役動詞+現在、過去分詞のルールを解説
使役動詞haveを使って【誰かに~してもらう】の言い方をマスターしよう!
少し例題を見てみましょう!
ex:お母さんに頼んで駅に迎えに来てもらった時
I got my mother to get me at the station.
お母さんに頼んで駅まで迎えに来てもらいました。
※使役動詞のgetは「何とか頼んで人に~してもらう」ニュアンスです。
必ず人の後にtoが付きます!
ex:スマホ壊しちゃった、直してもらわないと、
I broke my smartphone.
I need to get it repaired.
直してもらわないと。
( it は物)
※get は使役動詞のhaveと入れ替えて使えます。
使役動詞の使い方は前のLesseonでかなり詳しく説明していますので、確認してみてくださいね。
ではまとめて行きましょう!
get の使い方【まとめ】
- get+形容詞で「~の状態になる」ex:get tired, get angry, get hot.
- get+名詞で「~を受け取る」ex:get a book, get a cold, get you.
- get+場所で「~へ着く」ex:get there, get home/get to the station.
- get +人+to+doで「人に~してもらう」の使役動詞 /・get+物+done(過去分詞)で「誰かに~してもらう」の使役動詞
どうだったでしょうか?
get の基本的な使い方を4つ説明してみました。
先ずはこの4つをマスターしてみてくださいね。
※have/have gotの使い方も合わせて確認してみてくださいね。
haveをhave gotに言い換えてカッコ良く話してみよう!Let’s talk! vol.5
それではまた。
See you.
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