過去に起こった出来事の「可能性」を想像する時、
could have 過去分詞を使って、
「今の感情 / 推量・後悔・非難」を表現します。
彼女は電車に乗り遅れたかもしれない。
She could have missed her train.
※might (may) have doneでも「~かもしれない」の推量を表現できます。
could have doneは大きく分けて「3つ」の使い方があります。
- 推量「~したかもしれない」
- 後悔「~できたのになぁ」
- 非難「~できたよね」
couldn’t have doneと否定文になると、
強い否定を表します
- couldn’t have done「~したはずはない」「~することが出来なかった」
step by stepで使い方を確認していこう!
Let’s get started!
could have done(過去分詞)の使い方!【推量・後悔・非難】
could have +過去分詞は過去の出来事に対する
- 推量
- 後悔
- 非難
を表す事ができます。
同様に「助動詞+have +過去分詞」で
- should have done (ought to have done)「~すべきだった」「~したはず」
- might (may) have done「~したかもしれない」
- must have done「~したにちがいない」
- need not have done「~する必要はなかったのに」
と、過去の出来事についての推量、後悔、非難を表します。
沢山あって混乱しそうだから、
今回は could have 過去分詞 の使い方に絞って解説していきますね!
例文に入る前に発音から確認していきましょう!
could have done 発音の仕方
could have の発音は
couldの d と have の hがくっついて、
発話されるよ。
「くだヴ」って聞こえるね。
ネイティヴはcould’ve と短縮するから、
「クドゥヴ」と v の音しか聞こえないこともあるよ。
※さらに短縮されるとvの音は消えて、coulda(くだ)と聞こえます。
否定の couldn’t have が短縮された場合
couldn’t’ve.となるよ。
声に出して発話してみて下さいね。
could have done【推量】
could have done【推量】の3つのパターンを紹介します。
【推量】
- 「~したかもしれない」
- 「~したかもしれない可能性があった」
- 「~できたけど(しなかった)~した」
例文をみてみましょう!
could have done「~したかもしれない」
「~したかもしれない」と「想像」を表現します。
ex:
茉莉遅いね?
Mari is late isn’t it?
彼女は電車に乗り遅れたかもしれない。
She could have missed her train.
miss-missed-missed
ex:
電話したけど出なかった、、
I called her, but she didn’t answer her phone.
彼女は携帯を家に置き忘れたかもしれないね。
She could’ve left her smartphone at home.
leave-left-left
彼女は約束を忘れちゃったのかもしれないね。
She could’ve forgotten we had a plan.
forget-forgot-forgotten
could have done「~したかもしれない可能性があったよ(でもしなくて良かった)」
「~したかもしれない」という「可能性」を表現します。
ex:
ふざけないの!
Don’t be silly.
silly(シリー):愚かな
の回避
川に落ちたかもしれないよ。
You could have fallen into the river.
fall-fell-fallen
ex:
早く出発してよかったね。
I’m relieved we left early.
be relieved:安心する
の回避
渋滞に巻き込まれていたかもしれないね。
We could‘ve been stuck in a traffic jam.
stuck in a traffic jam:渋滞に巻き込まれる
could have done「~できたけど(可能性)~した」
「~できたけど(可能性)~した」
ex:
新しいゲームを買うことはできたけど、貯金したよ。
I could have bought a new game, but I saved money.
buy-bought-bought
ex:
FUJIYAMAに乗る事はできたんだけど、
I could’ve ridden on the FUJIYAMA ride, but
ride-rode-ridden
すごい行列で、、
It was a huge line..
ex:
今回、英検を受けることはできたんだけど、
I could’ve taken the EIKEN test this time, but
take-took-taken
次回にすることにしたよ。
I decided to do it next time.
could have done 【後悔】
could have done【後悔】の2つのパターンを紹介します。
【後悔】
- 「~できたのになぁ」
- 「~することができたのに(しなかった)」
例文で確認していきましょう!
could have done「~できたのになぁ」
「~できたのになぁ」
ex:
満点とることができたのになぁ。
I could have gotten a perfect score.
get-got-gotten
ex:
もっと勉強することが出来たんだけどなぁ。
I could’ve studied more.
study-studied-studied
「~すべきだったなぁ。」を英語で何て言う?後悔を話してみよう!
~することができたのに(しなかった)
ex:
僕の漫画貸してあげたのに。
I could’ve lent you my comic books
lend-lent-lent
ex:
駅まで迎えに行くことができたのに、、
I could’ve picked you up at the station.
pick-picked-picked
could have done【非難】
could have done【非難】の2つのパターンを紹介します。
【非難】
- 「~できたのにしなかった」
- 「~してもよかったのに」
例文を見ていきましょう!
「~できたのにしなかった」
- 「~できたのにしなかった」
ex:
電話くらい出来たでしょ!
You could have called me.
call-called-called
ex:
もっと早く言ってくれたらよかったのに、、
You could’ve told me earlier.
tell-told-told
「~してもよかったのに」
- 「~してもよかったのに」
これは非難というより、canの許可に意味に近いニュアンスです。
canのイメージ
- 能力・可能(~できる)⇒許可(~してもよい)/ 依頼(~してくれますか)
ex:
家に寄ってくれたら良かったのに。
You could have stopped by my house.
stop by: 立ち寄る
ex:
わざわざ電話ありがとうね。
Thank you for calling me.
メールでの連絡でも良かったのに。
You could’ve contacted me by email.
couldn’t have done 【否定】「~したはずがない」
couldn’t have done【否定】で「~したはずがない」
推量で不可能を表します。
【否定】
- 「~したはずがない」
彼女がそんな噓をいったはずないよ。
She couldn’t have told such a lie.
tell-told-told
彼女がそんなことをしたはずがないよ。
She couldn’t’ve done such a thing.
do-did-done
cant have done【強い否定】「~したはずがない」
can’t have doneは「~したはずがない」
と同じ訳ですが、ニュアンスとしては、強い否定になります。
【強い否定】
- 「~したはずがない」
- 証拠がある
- 絶対に信じないという気持ち
ex:
彼は図書館で勉強していたはずないよ!
He can’t have been studying at the library.
be-was/were-been
彼は僕と一緒に公園でサッカーしてたからね。
He had been playing soccer in the park with me.
could have done (仮定法での使い方)
仮定法過去完了「もし~だったら、~できたのになぁ」
の使い方を説明ます!
S could have done if S’ had done..
- 仮定法過去完了
- もし~だったら、~できたのになぁ
ex:
過去完了
もしあと5点取れてれば、英検2級に合格できていたのになぁ。
I could have passed the EIKEN grade 2 if I had gotten 5 more points.
ex:
過去完了
もしあの時留学していれば、今ごろ英語を上手に話すことができたのになぁ
If I had studied abroad at that time, I could’ve spoken English well by now.
否定文は「もし~だったら、~できなかったでしょう」
となります。
S couldn’t have done (if S’ hadn’t done..)
- 仮定法過去完了
- ~できなかったでしょう
ex:
あなたの手伝いなしでは、出来なかったでしょう。
I couldn’t have done without your help.
do-did-done
ex:
私の電話なしでは、彼女は起きられなかったでしょう。
She couldn’t’ve gotten up without my phone call.
get-got-gotten
仮定法のwouldとは?想像してみよう!「~なら~なのにな」を。
could have done(過去分詞)の使い方【まとめ】
それでは、重要なポイントをまとめていきますね!
could have doneは大きく分けて3つの使い方がありました。
- 推量「~したかもしれない」
- 後悔「~できたのになぁ」
- 非難「~できたよね」
否定はcould have done (推量・不可能)
否定形 couldn’t have done
- couldn’t have done「~したはずはない」
ex:【推量】
彼女は電車に乗り遅れたかもしれない。
She could have missed her train.
ex:【後悔】
もっと勉強することが出来たんだけどなぁ。
I could’ve studied more.
ex:【非難】
電話くらい出来たでしょ!
You could have called me.
ex:【不可能】
彼女がそんな噓をいったはずないよ。
She couldn’t have told such a lie.
That’s all.
could have done ( 過去分詞)の使い方についてでした。
どうだったでしょうか?
何度もニュアンスを確認して、
学校でたくさん話してみて下さいね!
【推量の助動詞】をマスターしよう!可能性と確信度を解説します。
それではまた。
See you.
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