双子の育児 いつまで大変? 3段階で楽になる!

双子の後ろ姿 双子の育児

私は、双子の育児を終えた母親です。

双子が幼かった頃はいつも、

双子の育児、いつまで大変なの?」と

未来を想像することも難しく、遠い目をして空を仰いでいました。

 

今、双子の育児真っ最中のママも、同じ様に感じているかもしれません。

でも大丈夫です! 安心してください。

子どもたちの月齢が上がれば、どんどん楽になっていきますよ。

 

また、私は9年間子ども英会話の講師として、教育現場にいました。

沢山の子供たちと触れ合うことで子供の発達段階にも詳しくなりました。

この視点も合わせて、育児が楽になっていく理由を3段階でお伝えしたいと思います。

 

双子の育児いつまで大変? 楽になる第一段落

 

6、7ヶ月でひと段落

生後の双子育児で最も大変なのは、夜も休みなく続く2、3時間おきの授乳です。

それにより、母親の生活リズムは大きく崩れます。

睡眠不足のなか、昼夜休みなく双子の赤ちゃんの世話に追われる為、体力も奪われていきます。

 

3ヶ月を過ぎると赤ちゃんに体内時計が備わってくる為、

昼に起きている時間が長くなります。

個人差もありますが、7か月頃になると、

夜にまとまって寝てくれるようになります。

夜に少しでもまとまった睡眠時間を確保出来る様になると、

徐々に母親の体力が回復しますので、一息つけるようになるでしょう。

 

この時の赤ちゃんの様子は?

6ヶ月頃の赤ちゃんは昼と夜の区別がついています。

暗くなったら寝るという生活リズムがついています。

寝返りをしたり、おもちゃのガラガラなどの音に興味を示します。

物をつかんでは口に入れて確かめます。

離乳食を始める時期でもあります。

 

7か月頃の赤ちゃんは1人でお座りが出来る様になり、

おもちゃの種類を目で見て認識します。

お気に入りのおもちゃで遊びます。

人見知りがはじまるのがこの頃からです。

 

双子育児が楽になる 第二段階

4、5歳でふた段落

5歳になると、言葉で自分の気持ちを伝えることが出来る様になります。

また、幼稚園などの集団生活で人の気持ちを考えることも出来るようになる為、

思いやりが出てくる年齢になります。

言って聞かせることが出来る様になると、

双子育児も相当楽になります。

自由奔放に、あちらこちらに散っていく双子を追いかけまわすことから解放されるからです。

 

2、3歳ではまだ言語理解が不十分なため、

言って聞かせることが難しく、

また、子供本人も、上手く自分の気持ちを伝えることができないため、

双方のコミュニケーションが上手くとれない年齢となります。

4歳になると、言語能力が発達し、

親の言うことの意味を理解する能力が高まってきます

コミュニケーションが上手く取れるようになると、育児も楽になっていきます。

 

4歳児は第二次反抗期と言われていますが

これは、自我が育っているという事です。

大人のように何でも自分でやりたい気持ちと、思い通りにできない不安や葛藤から

くる反抗になります。

叱らず気持ちを聞いてあげるようにすると、なおさら思いやりも育つ時期です。

 

この時期は競争意識、所有欲が高まる時期でもありますので、

双子の場合、喧嘩が多くなるかもしれません。

 

3歳で幼稚園に入れたら楽になる?

ここでは、私の経験をもとに、少しお伝えしたいと思います。

3歳児、年少から幼稚園に入園させました。

育児から少しだけ解放されて、自分の時間を持つことが出来るようになりました。

ただ、同時に大変な事も増えました。

 

3歳になると、基本的にある程度自立できるようになっています。

例えば、トイレや手洗いなど自分で出来るようになっています。

ただ、まだ時期的に母親と離れるのに不安になる時期でもあり、

幼稚園に入園してから

最初は大変になる場合があるでしょう。

 

そして3歳になると、子供達は友達を求めるようになります。

双子の場合、いつでも遊び相手がいますが、お友達にしてみれば、

幼稚園から帰った後もお友達と遊びたいわけです。

誘われて一緒に遊ぶ機会が増えていきます。

ママ友との付き合いも増えていき、付き合い時間も増えていきます。

ママ友には、育児の悩みなどを相談したり、悩みを共有したり、

有益な情報を教えてもらう事もあり、とても貴重な時間ではありましたが、

付き合いの幅が増えることによる忙しさも同時に増えていきました。

 

また幼稚園に入園すると、集団生活による感染症は避けられません。

入園直後から、2人相次いで風邪や水疱瘡などの感染症にかかり、

大変な思いをしました。

 

そんな3歳児入園でしたが、慣れた頃には「早く入園させて良かった」という感想を

持っていました。

家では経験できない事を早期に経験できるメリットから

そう感じていたと思います。

 

双子育児が楽になる 第三段階

小学校入学でホッとできる

小学校に入学すると、自分で家を出て自分で帰ってきます。

なんと誇らしい成長かと思いました。

自分で行って自分で帰って来る。

これだけなのに、ものすごく楽になったと感じました。

双子の場合2人で一緒に登下校してくれるので、心配も半分で済みました。

 

小学校に入学してからは、ママ友との付き合いは広く浅くに代わっていきます。

子供たちと密に接しているのも幼稚園までとなるでしょう。

 

小学校に入ると帰宅後も自分達で公園などに出かけていき、

友達と遊んでくれます。

遊びに付き合う事もほぼなくなります。

育児がグッと楽になった変換期でした。

 

もちろん、育児をしていく上で成長したら成長したで、

双子のならではの育児の悩みは尽きませんが、

「双子で育児が大変!」

という悩みからは一旦解放される時期だとおもいます。

結論双子の育児は7か月頃から楽になり始め、月齢が上がれば段落的に楽になり、小学校入学でホッと出来る‼

今、双子育児真っ最中だった方は「まだまだこれから大変なの?

と思われたかもしれません。

先を見ると長くてため息がでるかもしれません。

そんな時は「」に意識を集中してみてください。

目の前の可愛い双子ちゃんは、今しかいません。

今を大事にしてください。

私は、古い我が家のホームビデオを見て思います。

「もう一度、幼い双子をぎゅっと抱きしめたいな」って。

双子ママ応援しています。 

See you.

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