Keikoです。
今回はネイティブスピーカーが良く使う [get to do] の使い方を解説します。
前回のLessonでは、
「get+ to +場所」で、場所へ(に)着くの使い方を練習しましたね。
「get +to+動詞(do)」は皆さんが楽しみにしている事を相手に話したり、
楽しむことができたかを聞くのに凄く適しています。
覚えて使うことができたら、また1歩ネイティブに近づきます!
中学生の為のブログ
第18回目は [get to do]でスタートです。
Let’s get started!
【get to do】「~できる」を使って楽しみにしている事を話そう!
「~出来る」と言えば、[can] ですよね。
この [get to do] 「~できる」は能力のできるではなく、
※能力のできる: [I can speak English.]
「楽しみにしていた、何かする事にたどり着くことができる」
そんなニュアンスのできるです。
例題から確認してみて下さい。
get to do の意味と使い方
先ずはget to doの意味と使い方を確認するよ!
ex:1
Guess what? I get to go to Okinawa this weekend.
ねえ、聞いて。今週末沖縄に行けるんだよ。
ex:2
I got his concert ticket.
I finally get to see him.
彼のコンサートチケットを手に入れたんだ。
彼にやっと会うことができるよ
get to doを使うシチュエーション
- ずっと望んでいてやっと叶う時
- ずっと楽しみにしていたことが実現する時
- 普段にはない特別なシチュエーションを得た時
これらは基本良いことを話す時に使います。
practice:1
あなたがずっと見たいと思っていた映画をあした見に行けることになりました。
「明日その映画が見れるんだ!」とワクワクして言うとします。
get to doを使って言ってみて下さい。
I get to see the movie tomorrow.
明日その映画を見ることができるんだ。
- see a movie 映画を見る(映画館で)
- watch a movie 映画を見る(自宅のテレビなどで)
となります。
practice:2
あなたが楽しみにしていた新しいレストランに、
今夜行くことになりました。
友達に自慢する時は?
I get to go to the new restaurant to eat tonight.
今夜新しくできたあのレストランにご飯を食べに行けるんだ。
次は別のシチュエーションを見てみましょう!
できるの使い方が少し違います。
get to do 特権があって/許可されてできること
特権があってできること
ex:
Since she is working at an airline company,
she gets to reserve a seat for free.
彼女はエアライン会社で働いているので、
ただで席を予約することができます。
許可されて出来ること
ex:
You get to go out after finishing your homework.
宿題が終わったら遊びに行っていいですよ。
- 特権や特典があって出来ること
- 許可されて出来ること
※この様に特典や許可で使うこともあるので合わせて確認しておいてくださいね。
got to do「~できた」/ could との違いを見てみよう
[get to do] を過去形にすると [got to do] となり、「~できた」の意味になります。
「能力のできた」ではありません。
(couldは反対に過去の「継続してできた」能力に使用します)
※I could speak English when I was young. (過去の継続した能力)
couldの詳しい使い方はこちら↓
【could 】を使いこなそう【can の過去形】だけではもったいない!Let’s talk! vol.4
couldを使えないシチュエーションで、
「過去のできた」を [got to do] にすることができます。
例題から確認してみましょう!
I’ve been busy lately.
I finally got to see my grandmother yesterday.
最近はずっと忙しくて、
昨日やっとおばあちゃんに会うことができたんだ。
I got to go to Mt. Fuji last Sunday.
先週の日曜日に富士山に行くことができたんだ。
Did you get to climb Mt. Fuji?
富士さんに登ることができたの?
Yes, I got to climb up to the 5th station of Mt. Fuji.
うん。富士さん5合目まで登ることができたんだ。
このシチュエーションではcouldは使えません。
この「できた」は過去の継続した能力じゃないからです。
この様な過去のできたは
was able to/got to do (良いこと)を使うといいよ!
何で良いことのみ?
そこ深掘りすると、レッスン長くなっちゃうんだよね。
短く説明してみるね!
got to do は have to do⁉
ネイティブスピーカーは音を繋げて発話します。
よって、get to は getta /got to は gottaと音がつながります。
※want to は wanna や going to が gonna とリンキングされるのと同じです。
I got to (gotta) climb Mt Fuji.
これがどんな意味かを考えてみましょう!
have to は have got to と同じ意味で使われます。
※have to = have got to
haveをhave gotに言い換えてカッコ良く話してみよう!Let’s talk! vol.5
have got to は ’ve got to と省略され、
さらに短くなった口語が got to で gotta と発音します。
よって、got to (gotta) はネイティブスピーカーにとってhave toを意味する事になります。
富士さんにのぼらないといけないんだよ。
ネガティブに使うとこうなりますので注意です。
かと言って使ってはいけないと言う訳ではなく、
良いことに使うことが普通です。
I got to study today.
今日は勉強することが出来たよ!(ワクワク)
I got to study today.
今日は勉強しないといけなかったんだ。↓
この様な場合でもその場にいたら「相手の声のトーンや態度で判断出来る」ので心配ないですよ。
「基本良いことに使う」と覚えて使ってみてくださいね。
ではまとめて行きましょう!
get to do 「~できる」の使い方【まとめ】
I get to see him.
彼に会えるんだ
I get to go to Hawaii next week.
来週ハワイに行けるんだ
I got to eat at that restaurant.
あのレストランで食べることが出来たんだよ
Did you get to go out for dinner?
夜ご飯食べに行けたの?(いいなぁ)
どうだったでしょうか?
皆さんの特別なシチュエーションを得たときに
「~出来るんだよ」「~出来たんだよ」と
自慢してみてくださいね。
今回はここまで。
それではまた。
See you.
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